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2018. 10. 22  
さて、映像がないので、1968年6月3日、敵地でオールブラックスJrを撃破した時の様子を、唯一残しているのは当時の日本代表監督大西鉄之祐著『わがラグビー挑戦の半世紀』(ベースボールマガジン社刊)、253ページ記載されている・『得点経過』なので、その記事抜粋で(『ラグビー荒ぶる魂』にも掲載あり)、紹介してみよう。
(「本文経過」の双方チーム得点となった部分を抜粋。本文では、チームごとの時間経過となっているが、この抜粋では、双方の時間経過どおりに、修正した。当時、トライは3点、ゴール2点、PGは3点ヤード制ABは、オールブラックスJrの略

(経過)前半
2分、AB、日本30ヤード陣中央にてPG成功、(日本0-3AB
7分、AB陣25ヤード中央スクラムを日本押した為、ABバックス、オフサイド桂口PGをきめて、(3-3
10分、AB陣より右オープン攻撃、日本バックス防御うまく、横井完璧なタックル、相手のこぼれ球を坂田なかに切れ込んで拾い右隅にトライ、(6-3
13分、キックオフのボールをABモールで出し第一FEショートパント、CTB日本バックスのの背後で拾い、WTBにパス、右中間に見事なトライ(6-8
17分、AB陣25ヤード右ラインアウトから、 日本左オープン攻撃、尾崎ゴロパント、相手FBハンブルするところを 坂田すかさず拾って、左中間にトライ(11-8
25分、日本ABゴール前で終始攻撃、右隅スクラムよりオープン攻撃、尾崎横井の連繋プレーで横井たてに突いて、そのまま左中間にトライ、(14-8
27分、日本陣25ヤード中央でドリブル・オフサイド、AB、PGに成功、(14-11
35分、AB陣右10ヤードのラインアウト、ABナットストレート後の日本ボール・スクラムから左オープン攻撃、桂口、尾崎と“くるり”で横井抜けて、坂田にパス、独走、左隅にトライ、(17-11

これで、前半終了、長くなるので、続きは次回に、、、
また、 ちょーど本22日、2019年ワールドカップに向けた、新聞記者の取材申し込みがあるので、この辺の話も、しておきましょう、、、(


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2018. 10. 20  
Kさんからの連絡を待ちましたが、いまのところ便りが無いので、現在、私が所有してる『大西鉄之祐著の書籍』の文章に記載されていることなどを中心に、わかっている事を書いてみましょう。
まず映像について申しますと、私はジャパン引退後20数年間、ラグビーから遠ざかっていた為、現場に戻った2000年以降に、いろいろなところを探して回りました
しかし、聞いたところでは、「多くの方々も、その存在を確認しようとされたようですが、とにかく、日本には一切なく、ニュージーランドにおいても、日本人が見たことがない」ということのようであります。
そして「大西監督の8mmカメラでの撮影(地面しか映ってなかった)の話」は本当の話で、これは、大西鉄之祐著の『ラグビー荒ぶる魂』(岩波新書48)の144ページに、以下のとおり、記載されております。

「傑作なエピソードは、B君も紹介しているように、この試合の記録が残っていないのです。実はリザーブのブンジこと島崎(文治)に8ミリの撮影をやるようにいっていたのですが、島崎は試合に途中から引き込まれてしまったらしい。途中から撮影を放棄してしまったらしい。その8ミリにはコンクリートばかりが写っている。ブンジにとっては、同じポジションの先輩である尾崎と横井のプレーを肉眼でぜひとも見たかったのだろう。そしてブンジが二人の後継者になるために、それでよかったのだと思っています。
ニュージーランド側は、このビデオテープを持っているはずなんだ。でも、後に複数の日本の関係者が問いあわせても、そんなものはないと言われたり、閲覧を拒否されている。まぼろしの試合となっているわけです」


2018. 10. 13  
1968年のジャパンが、オールブラックスJrに勝利』の映像につき、Kさんより、下記のような投稿がありました。

<Kさん : 初めまして。テレビ制作をしておりますKと申します。
ラグビーW杯が近づき、少しずつ盛り上がりを見せてきました。
そんな中、色々とラグビーの事を調べさせていただいておりまして、
私も1968年に行き着きました。
この映像が見たいと思い、ニュージーランド協会、テレビ局などに
聞きましたが、「ない」とのこと。
しかしながら、大学選抜との試合の映像は残っているのに、
ジュニアと言いながらも、オールブラックスの試合は残っていないと言う
はずは、あり得ないと思うのです。
どこかにあると、今も探しております。
大西監督の記事では、8mmカメラでの撮影を頼んだ選手が試合に夢中
になり、結果コンクリートしか映っていなかったと言う記載もありました(笑)
大西監督は、もう亡くなられましたが、何かしら持っておられるのでしょうか。
ご子息とも、お話ししましたが、何があるのかわからないのと、早大のOB
の方ではないと、お見せするのは難しいとの事でした。
日本のラグビーを変えたと言ってもいい、1968年の映像を、ぜひ、 見たいものです

横井回答 : Kさんへ、、、横井です。私に連絡を取りたい時は、㊙メールで、携帯電話番号なり、メールアドレスを送って頂ければ、連絡出来ますよ
私の返信は、には出来ないので、この返信文では、私のアドレスは、送れません、悪しからず、、、
あなたの㊙メールなら、私と、このブログ管理者だけにしか分からないので、送って貰っては、如何ですかな、、、


2018. 10. 08  
シーズン真っただ中、各地でゲームが行われているが、指導者は、キャップテンに『ジャンケン(コイントスの時もあるが、、、)に勝つこと』を、練習させているだろうか。
最近の若者のメンタル面からみれば、「ゲームの入りよく、先制して、、、」といった『流れ』を、上手くつかみたいもの。

ゆえに、この「キックオフをとるか風上をとるか風下をとるか」について、あらゆるシュミレーションをして、そのチームの実力を勘案してたてた方針を、監督、キャップテンで共有化しておいて、的確に試合開始に導けるか、準備しておく必要があるのでは、なかろうか。


2018. 10. 06  
和歌山工高の山下さんから、「こんな記事がありましたよ」、とのメッセージを頂いた。
今年から神戸製鋼の総監督に就任して、いきなり、昨年度覇者のサントリーを破ったウェイン・スミス氏2015年ワールドカップでNZオールブラックスアシスタントコーチとして、 ワールドカップの2連覇にも、 貢献された)が、 インタビューに答えた一部の記事、、、、

<ウェイン・スミス氏 : 私は、もともと、「日本のラグビー」が好きなんです、
1960年代から、、、、「60年代の日本のラグビー」は、大好きでした。日本が、ラグビーというゲームに持ち込んだイノベーションは、 素晴らしかった。予測のつかないプレーをしてきましたから。ひとつ挙げれば、日本は、 ラインアウトにショートラインアウトという方法を持ち込みました。あれは画期的でした。「俊敏さ」という日本人の強みを生かしたプレーでしたね。
だから、ずっと日本のラグビーが好きでした。今年は、サンウルブズのプレーと、日本代表のプレーを、いつも楽しんで見ています。昔の、1960年代のゲームスタイルに似てきていると感じています。予測できない独特のアタックを志向していて、面白いゲームをする。サンウルブズのゲームも大好きだし、6月の日本代表のイタリア代表とのテストマッチシリーズも、良いゲームでした。日本が独自のスタイルを取り戻すこと、つまり予測のつかない型破りな、スピードのあるプレーを続けることで、ゲームスタイルは、ますますイノベートされて、さらに良いものになると思います

横井感想 :さように1960年代にニュージーランドで見せた「日本ラグビー」は、多くのNZラグビーファン魅了したのは、間違いではないと、理解頂けたと思います。更に「1968年ジャパンが、NZオールブラックスJrを破ったゲームの撮影フィルムはない」とウソ ? をついて、秘かに研究、取り入れたことも窺える。例えば「ショート・ラインアウトで、オーバーのスローを1CTBが直接捕り、トライするというサインプレー(50年前に横井が開発したモノ)を、数年前パナソニックにきた、ソニー・ビル・ウィリアムスがやってみせた」ということで、証明されているのではなかろうか。


プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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