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2018. 08. 11  
2000年現場復帰以来、『夏の菅平アドバイス行脚』も19年目、最盛期には、中学、高校、大学、社会人のチームと、次から次へ一ヶ月以上も滞在して、各チームの指導をしたことが、十数年続いたのだった。

懇意のラグビー用品専門店「シルバーファーン」も、今年で出店を終わるという、残念なことである。店主の「早稲田の後輩・余君」とは、何時も店先のテントの中で、商売そっちのけで『ラグビー談議』、通りかかった友人達も入り喧々諤々『日本ラグビーの将来』につき、憂慮をぶちまけたものだった。

今回は、9~11日の予定もドタキャンになり、過去最小期間の12~16日の5日間となったが、京都から車で、 5~6時間ほどかけて行くことになる。高速道路がなかった昔の現役時代には、9時間ほどかけて山道を延々と走った頃と比べれば、楽になったものである。但し、迷惑をかけてはいかんので、しっかりサービスエリアごとに休憩をとっていくので、ご心配なく、、、

それじゃ、菅平で私を見つけて『ラグビー議論』を、ふっかけて来て下さい。また、19年間100チーム以上の指導で培った、『現代ラグビーの問題点大改造できるラグビー理論』を、お聞きになりたい方は、申し出て下さい。
まだまだ、『日本ラグビー発展』の為、元気一杯、働きまっせ、、、(笑)


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2018. 08. 10  
前回の「イケッー」、「継続ッー」が、『なぜ、イケナイのか』を、もう少し、 説明しておくと、、、
身体および身体能力で劣勢なチームが、強豪チームと戦うには(すなわち、日本が世界と戦う場合と同じ)、個々で対抗し難く、『チームという組織』で勝てるように持っていく必要があるのではないか。

しかし、昨今の日本では、日本本来の『和の精神』、『謙譲の美徳』といった素晴らしい人間性をも備えたプレーヤーだけが表現できる『チームとしても成熟した日本オリジナルラグビー』の域に、若干達していない面が、見受けられるのではなかろうか。
子供時代からラグビーに勤しむ際に、「外国式の個人主義的なラグビー」の日本人にそぐわないところを誤り取り入れ「自分だけでも前へ行けばよい」といった『自己中心的なプレー』が横行して、日本ラグビーの誇るべき緻密に組み立てられた組織プレー』が、カゲを潜めているのではなかろうか。
そういう意味で、ただ「イケッー」というのは、これを助長することになりはしないかと、危惧するものである。

継続ッー」については、言葉の意味では全くそうすべきであるが、ここでの問題は、「それが出来るかどうかの判断」、ではなかろうか。パスを3~4回もミスなく出来れば、自陣からパス攻撃で進めばよいだろうが、現代の日本のラグビー界では、それが完遂出来るようになる迄の『練習時間を確保できない』という大問題があるのではなかろうか。故に、「むやみに継続して失敗する」より、『効率的なグラバーキック前パス)を使ったりして、トライまで持っていく』ことが得策ではないかと推奨するものである。


2018. 08. 07  
昨今、気になるのが、ラグビーのゲームが行われているところで、観客席の方(保護者?)から、「イケッー、イケッー」とか、「継続ッー、継続ッー」とか、の声がとびかっていることである。
ただ単なる「頑張れッー」と、同じ意味で言っておられるのだと思うが、プレーヤーにしてみれば、「親から、声をかけられれば、、、行くしかないか」ということになりはしないだろうか。

しかし、そのチームの決め事として、たとえば、「何が何でも、前へ行くのが、 良いのではない、敵のディフェンスが前に居る時は、味方にツナゲッ!」と、 教えている指導者にとっては、「なんでもよいから、前へ行けッ!」と、戦術に関する間違った声をかけて貰うのは、差し控えて欲しいのではなかろうか。

また、ラグビーは、「プレーヤー自身が、その持ち場で状況を判断して、そのシチュエーションにあうプレイを自分で選択、それを完遂出来るようにする」という『知性あふれたスポーツ』であり、グランドの外から間違った声を出すのではなく、「プレーヤーが、どういう判断をし、どう動いて、その局面を打開するのか」を、『静かに見守る』ことに、 楽しみを見出すのが、『知性溢れた観客』ということに、なるのではなかろうか。 心して欲しいものである、、、


2018. 08. 02  
大学の入れ替え戦、ゲーム終盤同点上位リーグに上がりたいAチームは、同点では上がれない
インジュアリー・タイムに、敵陣へチョット入った、 右タッチ寄り・距離45mのところで、ペナルティを獲得。「ショットに自信なくタッチを選択。敵ゴール前の5mへ上手く出してラインアウトモール攻撃を狙った」、しかし、「Aチームのラインアウトの不調を察してたBチームは、『自陣ゴール前のラインアウトで競っていき』、ボールを奪取Aチームの野望を砕いて、ノーサイド

ここでも、指導者は「キャップテン、プレーヤーが、自らの状況を把握できて、適切な選択を行えるよう、『日頃からケーススタディさせ、必要なスキルを、練習させておくべきだった』のではないか」。 すなわち、、、

まず45mと言えど、90%以上の確率でショットを決められるキッカー二人以上、確保しておけるよう、練習させておくべき
ペナルティをもらった時のリスタートを、セットプレーの不調時を予測して、「違った方法での開始」を、練習しておくべきだったのでは、、、
(例えば、 ラインアウトでスロアーへのプレッシャーがかかりにくい『イチシタ』をやるとか、『ペナルティから、直接モールを始める』とか、、、)
最終的にキャップテンの判断で、『どこからでも、最後の反撃で、点を取りに行ける方法』を、実際に練習しておく必要があったのではないか。

要するに、指導者は、 『起こり得る全てのシチュエ―ション予測して、その対応策を準備し、完遂出来るように練習させておかねばならぬ』と考えねばイケナイのではないか。


2018. 07. 30  
大学選手権でのゲーム、前半、 Aチーム10-3とリード。 後半なかばにBチームペナルティを獲得、敵ゴール前5mへ出してラインアウト。そこでBチームは、ラインアウトの『サインプレー』を敢行したが、トライならず
そこからBチームは、反撃され、逆にペナルティをとられた。今度はAチームタッチキックからラインアウトモールでトライをとり、この攻防ターニングポイントとなって、 Aチームが勝利した。

後半なかばBチームトライを狙い、タッチへ出したのは正解。ただ、組織で戦うモノとして一番練習してきた『モール』じゃなく、スローアーにプレッシャ―のかかる、また、『バクチとも言える・サインプレー』を、やったのが間違い
その失敗で、双方のメンタル面への影響が大きく、逆に、Aチーム勢いを盛り返して勝ったのではなかろうか。

指導者は、「その敵を意識し練習してきた組織プレー自分達が一番確信を持てる方法」を選択出来るように、しっかりとキャップテン、プレーヤーに、落とし込んでいなければイケナイのではないか。


プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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