2018. 05. 26  
話を戻して、正しいタックル(足首も膝も曲がり、身体は地面と平行で、身体全体の力が集まった肩でいき、正しくバインドする)を、どのような練習をし、落とし込むか
それには、この『正しいタックル』をすれば、「タックルに行く時に怖くもなく、実際に行っても痛くもなく、そして結果、敵を仰向けに倒して、自分は敵より早く起き上がり、敵のボールを奪うことが出来る」、この『理想的なタックル』を経験させる、すなわち、そういうシチュエーションをつくって成功体験をさせるというのは、どうだろう。

たとえば、練習相手を一人連れて来て、「彼に、パスが上に来たという前提で、顔の前くらいにボールを投げる」、すると、彼はボールを捕るために両手を上げるわけだから、彼の腹部は無防備の状態になる。その時、「ディフェンサー顔を上げ肩をその腹に当てれば、前記のような理想的なタックルが出来ることにならないか。
これを、 経験させれば、「この状況に、追い込めばいいんだこれなら楽やこれは得や練習してみよう」と、いうことにならないだろうか。(

そして、各要素足首を曲げる膝を曲げる身体を地面と平行に顔を上げる肩を当てるバインドする)を、どのようにすれば、自分の動作として訓練し出来るようにするか、考えさせては如何?


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2018. 05. 23  
いま、 話題になっている「アメリカン・フットボールの事故」については、取り上げるだに、おぞましい出来事であり、コメントも必要ないと思いますので、ご容赦を、、、

しかし今回のことで、「ラグビーの安全」についても、飛び火が無きにしも非ずで、念のため、私が、「日本のラグビー環境では、幼児、小、中学生などには、『タックル有りのラグビーをやらせるべきでない』と、このブログで何度も言っている」ことの理由を、今一度、申し上げておきたいと思います。

すなわち、子供時代には、同じ世代であっても、身長、体重、身体能力などで大きな差がついている場合があり、「いくらボールを持っていないプレーヤーにタックルしてはイケナイ、さらにノーバインドのコンタクトはイケナイ」というルールがあり、それを守るように指導していたとしても、そんなに差がある子供同士で、『加減をしてプレーする』なんてことが出来るわけがないしまた、「子供はディフェンサーが前に来れば、本能的ボールを片手に持って、身をかばう」、この行為は、その出した手を持たれたら、『限りなく怪我の要因になる』、また重々述べている如く、『現代っ子の物理的な弱さの観点』などから、「ルール遵守の気持ちがあってとしても、それをシッカリ守り切れないコンタクトが起こり、ケガの発生につながる可能性がある」ということを、指導者予測しておくべきである。

そこで、「絶対に、ケガをさせてはならない」という『安全第一』の観点からは、「わけもわからない子供達に、大きな怪我も起こり得る『タックル有りのラグビー』はさせない」、そういう意味で、どうしてもやらせたいなら、将来に、「15人制ラグビー7人制ラグビー」をする際にも、その経験が無駄にならないタグラグビーか、タックルなしの6人制タッチラグビーをやらせるべし』というのが、『私の推奨策』なのであります。


2018. 05. 20  
ゲームに勝つには、「前に出るディフェンスを目指すべき」ということは、50年前と同様に、絶対に必要な要件であることに変わりはないが、「50年間のラグビー環境の変化と、現代の若者の身体および身体能力の変化」によりそのディフェンスを、 「どのように構築するか」に関して、 19年前に現場に戻った時には、「50年前のやり方では出来ない」ということに気付き、唖然としたものである。

たとえば、「小が大を倒す・正しく効率的なタックル」というのは、「姿勢低く、全身の力を集中させた肩で行くタックル」ということに、変わりはないと思うが現代の一般的な若者を洞察すると、このタックルが、大変難しいということが推測されたのである。
すなわち、「イス生活に慣れた現代っ子」は、「足首が固く膝を曲げることも少なく、腰を落とした蹲踞(そんきょ)の姿勢もとり辛く低い姿勢ということが甚だしく苦手である」ということが、うかがえたのである。

ゆえに、まずは、「この低い姿勢が、どうしても出来るようにしなければいけない」、そしてまた、この「、、、をしなければならない」ということこそが、今の男子の大いに嫌うところである「繰り返しの訓練が必要」ということに、あるのではなかろうか。

それならば、どう落とし込めばよいのか、ここで現場指導者は、若者に迎合するのじゃなく、だがやらねばならないなことを『安全に、楽しく鍛える方法』を考え出す必要があるのではなかろうか、、、


2018. 05. 16  
15人制ラグビーで勝つには、、、』ということで、まずは話に入り易かった「アタックについての基本的な考え方、またその一例」などについて、 書いてきましたが、「実際の『勝つ算段』としては、敵を何点までに抑えるか」という『ディフェンス面の取り組み』があるわけで、これには少々、「こうしなければならない」といった、窮屈なところがあるのですが、書いてみよう。

私が経験したラグビーは、「弱かった時代の早稲田大学」、「関西社会人BリーグからAに上がったばかりの三菱自工京都」、そして、 「最初は国代表同士での試合をしてくれなかった弱い日本代表」でのゲームというところから始まったので、「身体、および身体能力は劣勢ポゼッションは、2~3割という条件下でのディフェンス」を、強いられた。

ゆえに、「エネルギー = 重量 × 速さの二乗」の真理から、「小さい者早く前に出て敵がスピードが出ない内に、こちらが、 スピードをあげてタックルすれば、倒せる」ということを、実践したのである。
さて、その練習方法は、、、どうすれば、良かったのでしょうか、、、


2018. 05. 12  
というわけで、最新の『私の推奨アタック』は『6択フラットライン』であるわけだが、ならば「どうすれば、このフラットラインを実践できるようになるのか」と問われれば、ここ一ヶ月程書いてきた「私のブログ」の『BKの基礎スキル』、『素晴らしい日本』、『コンタクトを楽しむには、、、』シリーズの『』をじっくり読んで、『どんな基本的なスキル』を、『どんな練習方法で積み上げ』、そして『こうすれば出来ると思えるまで、繰り返し鍛錬する』ということを、指導者、プレーヤーが、 お互いに、『自分で考え、実践し、PDCAをまわして、完遂出来るようにして頂きたい』、ということになるのではないでしょうか。

あとは、それぞれのチームでのラグビーの環境(練習場所、時間、スタッフやプレーヤー状況)、そして、今までのチームのカルチャー雰囲気四位一体状況(学校、指導者、保護者、プレーヤー)など、 これらは、 『そのチームの現場』に赴いて、『現場でしか考えられない』ので、結局現場指導者中心に、頑張って頂きたいと思います。

それでも、わからない時は、現場に呼んでもらうしかないか?(
(その場合は、㊙コメントで、メールアドレスを書いて要望願えれば、連絡を取らせて貰います)

しかし昨今、話題になっている「部活の時間制限?」、「指導者不足?」で、これ以上、現場の状況が厳しくなるようなら、『15人制ラグビー』は諦めて、『6人で出来る・タックルなしのタッチラグビー』を、お勧め致します。


プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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