2011. 05. 30  
最近は、本当に涙もろくなり、毎日している。
要するにスポーツマンやアーティストが素晴らしいことを成し遂げたことを、見聞きして、その人物の裏にある「思い」やそれまでの「努力」を思いやった時、我知れず涙が出てしまうのである。

昨晩も「上原ひろみ」の演奏によるジャズピアノに感涙した。
彼女は、今年の2月、音楽界最高の栄誉、第53回グラミー賞の発表がロサンゼルスで行われた際、彼女がジャズピアニストとして参加した「スタンリー・クラーク・バンド」が、「最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞」を受賞した。

彼女は6歳でピアノを始めたが、最初の先生が『音楽を楽しむこと。感動させる音楽を心がけること』を教えてくれたことを忘れず、世界的なミュージシャンとなった今も、その言葉を、大事にしている。
いま彼女は、演奏活動で世界中を駆け巡る毎日を送っており、昨晩は、そのいくつかの演奏ぶりが紹介されていたのであるが、
日本でタップダンサーとコラボした時は、ホントにピアノとタップで会話をしているような感覚であり、圧倒された。また、 イタリアでオーケストラと「ガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルー」を演奏した時は、その1日前の練習だけでオーケストラ楽団員を魅了してしまい、これも素晴らしいコラボを演じていた。

私が感心した彼女の特徴は、ジャズピアニストの真髄である
即興演奏」にあり、またその「渾身の演奏ぶり」であり、それでいて「自分が演奏することの喜び に溢れる姿」である。
今後機会があれば、是非演奏を聞かれることをお勧めする。

上記に書いた、3要素はスポーツにも通じており、「即興=即時の状況判断」「渾身=自身の100%を出し切る」「喜び=プレーや駆け引きを喜ぶ」と読みかえられるのではないか?
こういうことが出来たラグビーのゲームは、「見ていても面白く」まさに「人に感動を与えるもの」になるのではないだろうか?と、 感じ入った次第である。   


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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