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2014. 03. 23  
アドバイス行脚から帰ってくると、また、こんなコメントが入っていました。
これは、昨年20日~12日に書いた「宇宙人への対応①~⑪
私のブログ記事に関連して、送っていただいたコメントのようです。

<Iさん:こんにちは。いつも、ブログを参考にしております。現在、I高校ラグビー部は1年前からスタートし、初心者ばかりの男子5人女子6人で活動を始めております。 タッチラグビーとビーチラグビーを中心として、普及のねらいも考えてあせらず、週2回の練習を行っております。
以前、横井さんのブログで述べられていた、スリッパを忘れる生徒達の話があてはまることが多いので、毎週金曜日にミーティングを行い、生徒の予定を、そこで聞くことを始めていくと、予定がしっかり管理されていないことを、教えられました。そこでまず、手帳を持たせることを、今は一つの目標とし、スケジュールの管理や準備の大切さを、教えています。そして、3人が手帳を持つようになりました。 そこからスタートで、次は手帳に何を書くかということを、生徒達の中に落とし込んでいきたいです。
いつも、横井さんのブログを読み、励まされ、力をいただいております。ありがとうございます

横井感想:イヤー、ありがとうございます。このように私のブログは、あらゆるラグビーの現場で、現場の指導者が読んで頂き、ただ書かれていることを
真似するのじゃなく、自チームのおかれている環境をよく勘案願い、自分のところでは、どこに問題があり(問題摘出)、そして、その問題を解決するにはどのように考え、実行していけばよいか?(問題解決)について活用して頂くために書いているものであり、それを実践頂いていて、今回のようなコメントを頂くのは、嬉しい限りであります。ありがとうIさん

そして今、この高校のように、新しいラグビーへの取り組みが始まりました。これこそが、今後のラグビー普及への大きなヒントになっていくのでは、ないでしょうか?すなわち、その学校、その地域、そのチームの事情環境の中で出来ることから、やっていく、そしてたとえば、その学校での部員数からして15人制ラグビーが出来ないなら、このようにタッチラグビー、ビーチラグビーを始める、また7人制ラグビーと15人制ラグビーは、似て非なるラグビーですから、学校によって「棲み分け」、7人制ラグビーをして、オリンピック出場を目指すプレーヤーと、15人制ラグビーをして、将来のワールドカップ出場のジャパン選手、あるいはスーパーラグビー選手を目指すなどの、広い選択肢があるという方が、ラグビー全般普及にとっては、良いのではないでしょうか?

時あたかも、この夏、高校の7人制ラグビー全国大会が夏の菅平で行われるという。そして、今はもう15人制ラグビーの強豪チームも、参加するという。そうすれば、人数が集まらないで、 7人制ラグビーを目指している学校はまた、出場できなくて、切磋琢磨出来る場を失う。また15人制ラグビーを極めたい学校からすれば、夏の7人制ラグビーへの対応で、何時もより整備が遅れ、結局はチームとして、15人制ラグビーの練習時間が殺がれる。また女子は、当分の間は、タグラグビー、タッチラグビーを経て7人制ラグビーで、オリンピックを目指し、もう少し成熟した段階15人制をも取り入れるなど、この辺は、もう少し考えていかねばならない問題ではなかろうか?

プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ、当時キャップ対象が少なかった

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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