2010. 10. 10  
今日は、こんなメールが知人から届いたので、紹介させて貰います。

横井様
                                    マンキー三季
8月末の全世界への衝撃ニュースとなった「チリ落盤事故」にビックリ仰天でした。その後、暫くしたら関連ニュースがチョコチョコと出始め、少しづつ実態らしきものに触れるようになりました。前代未聞の事であった為や、なんとしても助かって欲しいとの想いから、注視せざるをえませんでした。

『リーダーのルイス・ウルスアさんの対応』の報道に、それ以来釘付です。このリーダーであったからこそ、こんなに希望を願うニュースとなったのではと、ジーンときました。
『命』という最も尊い存在の危機に遭遇した時でも、チーム全員に冷静で的確な行動を促せることって、並みの方ではないと感じました。思わず横井さんの顔がダブリました。(リーダーの重要性をあらためて認識しました。多分ウルスアさんのプレッシャーは、幾ばくかとも、、、)
次週には救出成功の号外と、願うばかりです。以下が、リーダーのとった行動を知らせる記事です。

<生存者全員がリーダーの下で統制:チリ落盤事故 >
南米チリ北部のコピアポ近郊の鉱山で起こった落盤事故で、閉じ込められた33人が、リーダーの下で統制の取れた行動をしていたことが24日までに分かってきた。
極限状況での組織的な行動が全員の生存につながったとみられている。
「もしもし、こちら(鉱業)大臣です。聞こえますか」「はい、大臣。少しお待ちください。ボスに代わります」
メルクリオ紙(電子版)などによると、23日に地下約700メートルの鉱山労働者と地上との間に設置された通話回線 での会話で、事故当時、現場監督だったルイス・ウルスアさん(54)が事故後も労働者を束ねていることが分かった。 会話や、他の労働者から地上に送られてきたメッセージによると、
ルイス・ウルスアさんは、

1.48時間で小さじ2杯分のマグロの 缶詰と牛乳半カップを配給するなどと、限られた食料の配給制度を説明し納得させた。ウルスアさんは鉱山に長けた技術者でもあり、救出地点までの活動はおおよそ20日は要すると計算、それに合わせ食糧配分を全員に納得させたのでは(地上からの救出活動と連絡できたのは17日目だった)

2.また、さらなる落盤に備え、交代で見張りを立てているほか、地下避難所から通じる約2キロのトンネルを、寝る場所、食事をする場所など三つに区切って生活しているという。
長期戦に最低限必要な要素をみんなに提案し、避難場所の設定や不安の軽減等々、希望を与えたものと推測される。

3.水脈を探して水を確保したり、11人3班の3交代で休息をとり、残りの2班は坑道側で他の事をしてるものと思われる。

《横井注》
本当にあのような極限状況での、この冷静な統率行動。 とてもじゃないが、及びません。しかし、ラグビーでも、こういうリーダーが求められるのは、確かであり、またチームが勝つには、大変重要な要素です。外国では、 ラグビーチームのキャップテンを「スキッパー・船の船長」と呼び、監督、コーチよりも「現場のリーダー」として尊重されます。
ただし、昨今は「キャップテン」の選び方が「プレーヤーの選挙」で選ばれるなどのチーム(楽な練習を好みそうな人が、選ばれる?)もあって、考えさせられます。難しいですねー。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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