2013. 04. 06  
さあ、ここまで書いてくると、これから先は、 やはり実際の現場でしか、真に現場に密着した数値が考えられないのではと、気づくでしょう。そして次に考えねばならないのが、その数値をどれくらいの時間をかけて、どんな練習をして伸ばすことができるのかの、「時間の函数」と「練習方法」をも入れ込む必要があるでしょう。

さらに、赴任一年目からどんな分析数値があるかわからないので、最初から完璧なものが出来るわけがない。ということで、現在のMさんの作業としては、スクラムの優劣をどういう数値で表すかの研究をしておき、赴任時には高校生に考えさせながら、そのように導けるように、及び最初は自分らが考えられること、実行できることでやり始めて、その数値目標がよかったのか、目標が達成できたのかを検証しながら、必要なら年度中にも見直し、または一年過ぎれば、より的確なものにしていけるよう翌年の作業を緻密にしていくことが求められるのではないでしょうか。

こういうことを、「ラインアウト」「モール」「キックオフ」などでも考えて、やっとセットプレーの実力比較ができる。それを、コンタクトフィットネス、ランフィットネス、テンポ、キック力のすべてについて考え、そのための練習方法を考えていって初めて、Tチーム相手にどのような実力差があり、それを秋までに、どういうところを、どこまで詰めることができるのかを、やっと
考えることができたということではないでしょうか。
そして次は、ようやく、この差を考慮にいれて、どのようにしてチームに勝つことができるかを考える段階になったということではないでしょうか。

さて、先に進むにしても、またある前提がないと具体的な話ができないので、次のような条件で考えていきましょう。すなわち、チームと比較した結果、
現在は35:65劣勢であり、今から秋の県予選までの6ケ月で、40:60にまで、追い付く「目標基本練習計画」をたてることが出来たとしましょう。そうすると、次はどんなことを考えねばならないでしょう。

Mさん如何ですか?今までのところまでの「質問」と、次の「考えねばならぬこと」につき、返信願います。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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