2013. 04. 11  
<Mさんの返答:「45-55の劣勢」の話、そして各状況における変数の話は、読んでいてすごくハッとさせられました。実力的に不利なのは、頭で分かっていても、こうして大まかにでも数値化すると、自チームがいかに劣っているかが見えてきます。
さて、このような劣勢の中で、私の言う「日本代表のスタイル」をチームとして行うと、要するに、100のうち30しかない攻撃の時間のうち、多くを「自陣での攻撃」に費やしてしまうことになり、変数の項目の中の地域、時系列の面で、大きくマイナスされてしまうことになると予想されます。さらに、コンタクトの際にかかる圧力が、連続して短い時間で何回も重なることになり、さらにランフィットネスは下がり続け、文字通り自滅してしまうと思います

そうですね、身体つくり、身体能力、基礎・基本プレーを必死に伸ばしてきて、45-55の差まで来た、しかし、ラグビーはその実力差をひっくり返すのが、なかなか難しいスポーツ、あの変数を考えると、ますますシンドイ
それじゃ、一年目は、生徒に目標を諦めさせるのか?
いや、ちょっと待って下さい。あの変数を、 すべてプラス方向になるように「ゲーム意図して創っていけば、『実力差45-55の劣勢』くらいは逆転できないだろうか」と考えてみては、どうでしょう。

たとえば、ディフェンスは、チームがセットからやってくることは、毎年のことから大体予想できる、ならばセット時の敵戦術に対するDFは、「4トップ以上で前に出る」(第一次DFは4人以上並んで出る)で、しっかり役割分担を決めて練習すれば止められる筈(例1:1CTBの裏通しでFBが入ってくるのに対し、味方1CTBは敵FBに行き、敵1CTBはFWに任せるなど、出来る限り前へ出ることを狙う)、すなわち、初めから責任をはっきりして前へ出て肩でタックルして、第1フェイズDFでゲインラインより敵側で倒せば、ズレDFで差し込まれて何度も守るより、アタッキングディフェンスで前へ進んだことになるのではないだろうか。
また、敵がそのプレッシャーでミスをすれば、マイボールになる。また、こうしてゲームが切れれば、コンタクトの数が減り、休むことも出来、フィットネスの差は回復する。

このように効率のよいディフェンスをすれば、全体のフィットネスを70も使う必要がなくなり、アタックに回せるようになるのではないでしょうか。
アタックでも同様の効率化が、考えられないだろうか?Mさん如何?


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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