2013. 04. 25  
<Mさんの返答:横井さん、返信ありがとうございました。確かに、私が少し言葉足らずでした。サントリーのディフェンスは、トップリーグでもトップクラスにあり、 御所のモールと、計算されたボールの動かし方からトライを取る ・ アタックは、賞賛されていたのを思い出しました。 一つの側面からしか、 見ていませんでした。
そして、伝統についてですが、私は横井さんの回答を見ていて、伝統とは意識的に作るものではないという結論に至りました。横井さんの言われた通り、チームの環境・状況が変われば戦法を変えることができるのが、いいコーチだと思います。しかし、どんなコーチも人間ですので、毎年の戦法を変えるにしても、必ずどこかに個人的な趣向が生まれてくるものです。そうして、何年も指導を続けた結果、戦法は変わりつつも、どことなく毎年のチームに共通するものが、周りにも、チーム内にも感じられてくる、それがいわば伝統と呼ばれるものだと思います

そうですね。「伝統」というものは、ただの戦法というものだけじゃなく、多くの先輩年月をかけて磨き、醸し出されてきた「ラグビーに対する、根幹的な考え方をもったチームの雰囲気成り立ち」みたいなもので、さらに、それらによって培われてきた人間形成の真髄、チームワークフェアプレー精神といった「チームとしての品格」みたいなものをも、包含するようなものではないでしょうか。

しかし、残念ながら、現在の「大学レベルのチーム」では、長い間の先輩たちの精進によって受け継がれてきた「伝統」が、いつの間にか、薄れて消え去ってしまったように感じるのは、私だけでしょうか?

今一度、その大学オリジナルな、根幹的な考え方を掘り起こして、再び各チームが特色のあるラグビーをして、切磋琢磨したいものであります。
さらに、それら各チームの良いところがうまく醸成されて、日本オリジナルなチームづくりを目指すことこそが、「日本ラグビーの大いなる発展」につながるように思いますが、如何でしょうか?


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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