2013. 04. 30  
<Mさんの返答:横井さん、回答ありがとうございました。ヤマト君のような選手を預かったとき、一体どのような指導をすべきなのか、ずっとモヤモヤしていました。現在指導している大学にも、ヤマト君に準ずる才能を持った選手が2、3人ほどいるので、その選手たちを学生コーチという立場から、どのように伸ばしていくのか、今も考えています。
しかし、横井さんの回答にあったように、チームをどう動かしていくのかについて、そのプレーヤーたちにも説明することが大事ですね。いわばチームの中に監督がいる、という感覚でしょうか。
横井さん、もう一つだけ質問があります。もし、ヤマト君が才能豊かであるが故に、練習をサボりがちになり、ちょっとの怪我でも、すぐ休む→普通の選手なら怪我をして休んだことにより、練習に遅れをとるはずだが、持ち前の運動神経を頼りに、何でもこなしてしまう→ヤマトが試合に出ないと、どうにもならないので、試合に出す→「あいつは休んでも許されるんだ」という空気が生まれる、という悪循環が起きた場合は、どのように対処すべきでしょうか?
私は、あくまで学生コーチなので、彼が「痛い」と言っているのに、プレーをさせることを無理強いできる立場ではありません。かと言って、 「怪我で休んでいたから」という理由だけで、 試合に出さないのも、私はあまり理にかなった方法ではないと思うのです

横井回答:これは、よくある質問ですが、まずは「チームとしてのルール」明確にすることが、重要ではないでしょうか。すなわち、

チームドクター、あるいは、チームコンディショニングコーチをまず決めて、その人の「診断」を受け、「練習可否の判断」を貰らい、監督、キャップテンに報告しなければ、練習を休むことはできないとする
ゲームの出場についても、ゲームの前何日間?(チーム全員検討
彼らに決めさせる)の練習ができなければ、ゲームへ出場できないとする
これらのルール違反に対する「取り決め」も、チーム全員で決めさせる

上記で、如何でしょうか。自分達で決めたルールを自分達で守れないプレーヤーは、当然そのチームの人として受け入れられるでしょうか?
また、そんな人間が、将来日本代表になれるでしょうか?(そういうことも含めて、人間としての成長を促すべきでしょう)

なお、もうひとつ、あなたの質問で気になるのは、「あくまで、学生コーチなので、、、」というくだりです。私のここ10数年の経験からみると、今のプレーヤーは、「監督やコーチが居ないと、なかなか自分自身追い込むことが苦手な人が、多いように思います」ついては、一緒に居る「学生コーチ」こそが、「迅速で的確に、効率的な練習」を実施させる「立役者」になる必要があると思いますし、そのための「ステイタス」についても、部員全体で話をして決めるべきだと思いますが、如何でしょう。練習を円滑に進め得ない、またプレーヤーに妥協してしまって指示できない「学生コーチ」さんでは、居る意味がなくなってしまうのではないでしょうか?Mさん、この辺についても、検討方


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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