2013. 05. 01  
<Mさん返答 : 横井さん、回答ありがとうございました。チームドクターを
決めるルールについて、妥当な人物がチームにいるので、打診してみようと思います。ありがとうございました。
そして、「学生コーチ」の件に関して、ちょうど昨日の練習後に、キャプテンと部員何名かと、私の立場について話していたところでした。「もっと言ってほしい」という要望に対し、私は「大学生となった選手には、言われる前に自分達で、主体的に取り組む姿勢や雰囲気を作ってほしい」と回答していました。
コーチや指導者がいないと頑張れない、という状態では、指導者無しでずっとやってきた我が大学ラグビー部の伝統を崩してしまうことにつながるからです。またこの先、私が卒業した後にコーチがついてくれる保証は無く、指導者がいないと頑張れません、という雰囲気を作りたくなかったのです。
しかし、横井さんの言われる通り、それでは学生コーチ自体の意味がなくなってしまうのかもしれません。ずっと思い悩んでいたことなので、横井さんが、
そう言ってくださって、すっきりしました。 選手の要望にこたえられる・コーチになります

横井回答:そうですね。私の「追い込み」という言葉の意味を、そのチームの状況にそって使うのだと、考えて貰えば如何でしょうか?
たとえば、高校生レベルでは「気付かせるために指摘、間違いを正すために諭すのを、やったその場大きな声でやる」、 君の大学のように、ある程度練習を自主的にできるなら、たとえば「今のは良かった、忘れない内に、もう一度」とか、「次はタックル練習、バッグを用意しておこう」など、「雰囲気つくり、あるいは乗せていく」といった形で盛り上げていくなど、「叱咤する」のじゃなく、「激励して、乗せていく」と、とらえて貰えばば如何?

そして、Mさん、今回シリーズで君と「やり取り」することにより、成長していく姿が見れたようで嬉しかったし、またにとっても、お話出来たことは、今どきの若者の考え方を知る上で、良い経験になりました、ありがとう

また、いま巷にはラグビーに関する種々の情報が溢れ「あれもやりたい、これもやりたい」との思いが一杯だと思います。また他人意見を聞くのは、良いことだし、聞き上手になって、その真髄を教えて貰わねばなりませんが、聞いた後は、それらの基本的な考え方や道筋は、参考にしてもよいが、一旦自分の中に入れて、よく咀嚼思料した上で、しっかり自分の言葉で、プレーヤーに落とし込めるように、勉強して下さい。

なお、千変万化のラグビーのシチュエーションの中では、どれが正しいのかじゃなく、一番重要なのは「自チーム出来るかどうかということ」、これを明確にして取り込む必要があり、また取り込むにしても、自チームあわせる工夫をして、実行すべきと考えます。
その上で、「心からやりたいと思い、出来ることからやって、自信をつけてから、次のステップへ行く。そして、次はうまく行かなくても諦めることなく、何がいけなかったかチェックし、それに対して工夫をして再挑戦する。これを繰り返せば、絶対出来る信じること」だと思います。

そして今回高校生を教える前に、勝手知った大學チームで、私の言ったことをプレーヤーに提案し、実際にやって貰って、その成果の見るという
実験」ができるのです。さらにまた、高校生より理屈っぽい大学生に対して
その気」にさせなければならないということも、「経験」出来るわけです。
この「機会」を、最大限活用すべきと考えます。頑張りましょう。

そういうことで、今回の「高校生ラガーをどう教える」の長編シリーズは、
これにて「一件落着」()、終了に致しましょう。
ブログ読者の皆さんも、長らくお付き合い願い、ありがとうございました。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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