2013. 06. 18  
さて、「スキル未熟ゆえのミス」について、語っていくことにしよう。
これの主たるものは、「前にパスが出来るという・もっとも効率的なキック
および「キックキャッチ」のミスである。

2.スキル未熟ミス(キック、キックキャッチのミス)
「自陣22mイン」からはタッチに出して、セットディフェンスに戻して守りきるべきではないか。(先日のウェールズ戦で、ようやくジャパンも、このことを守って、ノータッチでイレギュラーなディフェンスになることを回避したのが、勝因の一つでは?)故に、ノータッチになってしまったキックは、大きなミスである
逆に「自陣22mアウト」からダイレクトタッチになってしまったキック、また敵に、直接キャッチさせてしまったキックも、大きなミス(ボールが転がれば、そのまま追えるが、上にあがったキックは競れない限り、即タックルが難しく、敵にボールを渡したことになるから)である。
敵陣でペナルティを貰い、ラインアウトモール狙いで蹴ったタッチキックが、敵ゴール前5mに出なかったキックミス5mか10mに出るかで、トライの可能性が決まるので、、、)も、「チームへの犯罪」である
キックは、その状況にあったキックを選択しないと、一瞬にして攻守が入れ替わるなど「諸刃の剣(もろはのつるぎ)」であるので、注意が必要
(ジャパン-ウェールズの第一戦で、福岡のチョンパンが敵に捕られて、つながれトライされたなど、、、)

それでは、このようなミスをなくすには、どうすればよいのだろうか?
キック、キックキャッチをチームとしての重要なスキルとして認識させるため、チーム全員でキック主体ゲームシチュエーション練習
ペナルティで貰った「タッチへ出すキック」、ショットを狙う「プレースキック」の練習も、コーチおよび味方のプレーヤーが必ず付き合い、キッカーにプレッシャーをかけながら、練習させる
キック、キックキャッチのスキル自体もグループ練習として、時間をかけ
コーチがしっかり管理する。たとえば、キックは他人の居ないところへ狙って蹴らせ(他人が待っているところへ蹴る練習をしていると、そういうイメージ練習になってしまい、他人の居るところへ蹴ってしまう)
ゆえに、キャッチャーは動いて捕らせる(子供時代の空間認識が足らないプレーヤーには、ソフトボールやサッカーなど、他のスポーツでの練習もやらせる?)。キャッチャーは、余裕があれば、 「半身」で取らせる、膝より下のボールは足で蹴る
ハイパントなど意図をもって敵に捕らせてタックルを狙う場合は、キックを追う体制として「槍と面」の概念をきっちり教える(「」は一人目が敵が捕った直後にタックル行けるタイミングのもので、一人目が仕留められなくても、二人目で必ず倒す。「」は敵が捕球した直後にはタックルできないタイミングの時に、面をつくって一定方向にディフェンスできるようにするもの)
キャッチの後のサポート体制(三角形や、菱形など)、そのタイミングをも同時に教え、覚えさせ、実践させる


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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