2013. 07. 29  
さて、「タックルミス」についてですが、7月12日のブログ記事で、問題を出したままで、たいへん間が空き、失礼しました。
ついては、各項目ごとの推奨策を以下に書いておきますが、これはあくまで私が、ある程度身体、および身体能力をつくり上げたチームに対し言っているものであって、自チームの状況に応じ「出来ることから初めて、決して身体つくりのプロセス飛び越えずに、やって下さい」そうでないと、重大な事故にもつながりかねないので、ご留意願います。

1、身体、身体能力は、どこを鍛えるべきか?
 まずをつくる(実際ものに当たって、痛くないと思える肩をつくる、痛い
 と感じた瞬間、プレーはできない)
 低い姿勢のままでスタートし、最後タックルに行く時も、その姿勢のまま 100%以上のスピードで行けるようにする
 (短い距離の内にトップスピードになる「瞬間ダッシュ」の練習)

2、走力差を考えると、どこに立ち、どんな姿勢で行くべきか?
 立ち位置は、外肩の一歩外(最初慣れない時は、外肩から始める)
 スタンディングスタートは、自分の利き足を10~15cm前に出し、その足
 を10~15cm動かし、バタ足でトップスピードへアップ

3、間合いを詰めるスピード、コースは?
 最初の3~5mをトップで間合いを盗み、次の3~5m沈み込んで状況
 を見、最後の3~5mをタックルポイント最大級のスピードで行く

4、前へ出る不安をなくす・役割分担は、どうすべきか?
 「エキストラマンがどこへ入れば、誰が行く」など、第一次ディフェンスで、 役割分担をしっかりすれば、前へ出る不安がなくなる
 最初は抜かれてもよいから、とにかく前へ出る練習をして、そこから
 「左右への変化」が出来るように練習すればよい

5、二次以降は、どう準備すべきか?
 ピラーディフェンスで、第一次で練習した前へ出る力を使って、二次でも
 とにかく前へ出て、そのギャップをピラーが埋める練習をする

以上、最初は経験したことのない「ディフェンス」であろうから不安で、つい
今までやっていた「見てから出る」に戻ってしまうチームが多いが、やっている内に「追い込むディフェンス」のニュアンスがわかってくる筈、やらなければ、未来永劫「前へ出る」ことは出来ない。各チームの健闘を祈る。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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