2013. 12. 21  
もう一つ、気になるのは「接戦を、どのように勝ち切るか?」「どのように逆転するか?」というところ。

そして、その大半が、敵ゴール前で貰ったペナルティを、「ショットを狙うべきか?トライを取りに行くべくか?」の選択の問題であることが多い。

私の推奨は当然、敵陣で攻め続けられる「トライを、取りに行くべし」である。しかし、多数派は「ショットで確実にゴールの可能性のあるところは、ショットで3点取るべし」のようで、実際多くのチームがそうするようである。
しかし、ホントに、そうだろうか?

以前、高校のゲームで以下のようなことがあった。それは後半の後半まで、
10-7とリードしているAチームが、ゴールから25メートル、ほぼ中央のペナルティを得た、キャップテンSOショットを選択、狙ったが外れた。そして、その後Bチームの反撃にあい、トライをとられ10-12で負けた。

この事例では、さまざまな意見があろう。最初ののショットが入っていれば、のトライがあっても13-12勝ち。だけどショットを入れた時点では13-7で「ワントライ、ワンゴール点で逆転」の6点差、更にキックオフするチームと、自陣に蹴って入られるチームで、「心の主導権」は、どちらにあるのだろうか?現に、その後トライをとられ、1点差のコンバージョンが狙っていたとすれば、気合で入れて13-14の勝ちもあり得る。だから、この展開がどうなっていたかは、わからない。故に、これらをとやかく言うのは「結果論」だと言う人が居る。本当に、そうだろうか?
これと全く同じようなシチュエーションが、先日の大学選手権の、明治大慶応大戦であった。皆さんは、どのようにお考えだろうか?

私が言いたいのは、どのような場合であっても、「チーム勝つためには、どうするべきか?」を、あらかじめ、ある程度のシチュエーションを網羅して、また、その状況でトライがとれる戦術絶対完遂できるように、プレーヤーに落とし込んでおくことこそが、指導者の一番重要な役割だと認識しておくべきではないかということである。

さて、12毎週続いたアドバイスも、回目はついに、あるチームの高校全国大会に向けた最終調整、そしてその後、大会へと進む。
またブログは、少々間が空くと思います。悪しからず、、、


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No title
ショットのチャンスを2回も潰して、「トライを、取りに行くべし」を選択した明治大が10-12で負けてしまいましたね。
「とりきる力」があったとしても、逆転できるなら問答無用でショットを選択するべきです。
先日の明治もそうですが、相手より点数を多く取ることではなトライを取るほうが大事なのかな?と思うゲームが逆に増えてきたように思います。
3-0で勝ってやろうという強気なチームはないのかな?
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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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