2010. 10. 16  
[発端の質問者]の方から、コメントありました。「図示が、私の考えを表す方法としても良いではないかと、、、」私をサポートするために、他の資料の図を示しての、提案だったようです。

<N氏:すみません。文章としてまとまりませんでした。
接近プレーについては早稲田OBから教わったことがあります。(本人は「接近」という表現を使っていませんでしたが・・・)
たとえば、上記サイトのような図示(ここで、ある資料からの図が表示されていたが、著作権などのこともあり、割愛)を望んでいます。
動き方の理解としては下記の通りです。
たとえば、カンペーサインでいう接近とは、12から13フェイントの15パスの瞬間だと思っています。ここで13や14がディフェンスのドアを開き、15がディフェンスとディフェンスの間を突き抜けます。その際に開いたドアが閉じる前にディフェンスラインを破らないといけない、故に出来るだけディフェンスラインとの間を詰めた状態でボールをもらわなければなりません。ディフェンスラインを破り、ゲインラインを伸ばせば、ディフェンスのオフサイドプレイヤーが増えて、二次以降のテンポ作りに貢献するはずです。
横井さんの「複数人によるカットイン・カットアウト」という話は、このディフェンスのドアを開く作業だと思っております。
基本原理の理解としては以下の通りです。
視覚の面でも動きの面でも人間の弱点は背中と言ってよく、アタックとしてはディフェンスの背中を狙えばよい。しかし、ディフェンスラインが堅ければ、ディフェンスひとりひとりの背中はアタックから見える状態ではない。そこでアタック側はサインプレーによってディフェンスの向きをズラし、ディフェンスの背中を作りだす。背中を向けた部分はディフェンスの死角であり、パサーは全てのディフェンスプレイヤーの死角となっているスペースにボールを浮かす。浮かしたボールに向かって、縦方向のスピードがあるプレイヤーがもらいに行く。死角をつかれたディフェンスは反応に0.1秒かかれば、その隙にアタックは1m余計に動ける。こうして作った自分たちの時間を活かして、アタック有利な状況を作り出す。
図示の実現方法としては例えば、このひとは図示(上記のものと同一?)によって自分のラグビー観を提示しています。
このように動き方を矢印などで明らかにすることにより、接近プレーの理解度を深めることが出来ないかと思っているのです。実現方法がわからないというのは、接近プレーをどうやって図示できるかということです>

なお「カンペイ」について、「動き方」「抜ける原理」についても、 書いてもらっており、ある部分は頷ける部分があるのですが、若干の相違もあります。
そして、このように「言葉と図で、伝えられるのではないか?」と、示唆されているようです。

しかし、昨日書いたように、図では書き表せない、他の要素の方が、「接近」を具現するのに重要だということで、質問はそのまま、お考え下さい。いまのところ、どなたからも回答ありません。

また、こんなやりとりもありました。

<H氏:横井さんは「暗黙知」と考えていらっしゃいますか? それとも「明白知」と考えているのですか?>

《横井:私は、貴方が使っておられる「暗黙知」「明白知」の意味がよくわかりません。故に私の言葉で書くとすれば、「言葉で表せないことではないが、言葉だけでは到底伝えるのが難しい『思い、身体の動き』など」とでも言っておきましょうか》



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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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