2014. 04. 07  
行脚から帰ってくると、以下のコメントが入っていました。

<Wさん:横井さん、いつも、ためになります。 現在、母校の中学生のコーチをしています。中学生は12人制で、地域でも、 あまりチーム数はない中で戦ってますが、初めてラグビーをやる子が多く、年によって、力の波が大きいです。特に、 タックルに入れるかは、教え方に悩んでおり、土の小石混じりのグランドでの練習での教え方を、どうしたらいいか、正直悩んでます。まだ、 中学生ですので、ラグビーの楽しさを感じて欲しいし、でも試合で勝つ喜びも味合わせてあげたい。そのためにも、ディフェンスのタックルの習得を、どう
したらいいのか困ってます。体もできていない年齢ですので、なんかきっかけがあればいいのですが。アドバイスいただけないでしょうか>

横井回答:このブログで何度も書いているように、今の日本のラグビー環境の中で、中学生に「タックル有りのラグビー」をさせることには、無理があります。
第一に、貴方のグランド(土の小石混じりのグランド)では、怪我をする可能性があり、また貴方が書いているように「年によって力の波が大きい」のならなおさら危険で、今の中学生の身体、および身体能力では、「」にも至る事故にもなりかねません。

私は、3月23日のブログにも書いたように「タックルのないタッチラグビー」をすることをお勧めします。先日のチームも、タッチラグビーの関係者に、紹介しました。同様に、お望みなら、紹介いたしますよ。
(紹介先からのメール:横井さん、こんにちは。I 高校の件、ありがとうございます。早速連絡を取った所、タッチはN大卒の教師が先生をしている学校と、ビーチは息子が所属していたT大ビーチボーイズと合同練習の予定がある
そうです。両方とも良く知っているので、ビックリです。世の中は狭い!?。5月と8月に大会があるので、早速案内した次第です。ご紹介、誠にありがとう
ございました)

そして、高校に入ってから、タックル有りの「7人制ラグビー」、あるいは、
15人制のユニオンラグビー」、どちらをやるか、選ばせればよいと、 思います。タッチラグビーは、どちらをするにしても、無駄にならないというより、有効に働くと思います。それ以外に、残念ながら、貴チームの環境ならば、中学生にタックル有りラグビーを教えるのは「痛い汚いで、ラグビーが嫌いになり」、ゆえに、練習でも「自分の力の70~80%でしかやらない、限界に挑戦しない練習」になって、成長しない、また、 「片手プレー姿勢の高いプレー・タックルなど、悪い癖がつき」、将来のラグビーにはあっても、有益なことにはならないと考えます。

或いは、中学のラグビー部で、他のスポーツをやる。すなわち、柔道相撲レスリングなどやれば「コンタクト時の身体の使い方」の練習になり、ハンドボール、バスケットボールなどをやれば、「下半身が鍛えられ、スピ-ディな動き・低い姿勢間合いの図り方などが身に付き」、サッカー野球などをやれば、「動体視力空間認識などが鍛えられ、広い視野が得られる」などいろいろ有益なことに、自分の100%以上の力を出して挑戦出来、身体および身体能力伸びると思います。ラグビーは、自分の全身全霊を使ってやるスポーツであって、すべてスポーツ経験することこそが、有益に働きます。そのような発想の転換こそが、重要だと思います。

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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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