2014. 07. 14  
サッカーのワールドカップは、ドイツがアルゼンチンを破っての優勝で、幕を閉じた。
決勝戦は、両軍が攻守にわたり持てる力を出し切った最小得点の好ゲームで、バランスの良い組織力でまさったドイツが、延長戦をも入れた120分の長丁場の戦いを、1-0で終止符をうった。
この両軍の動きを見るかぎり、現状のサッカージャパンとの攻守にわたる実力差は、まだまだ相当あるなと思ったのは、私だけだろうか。

ラグビージャパンについても、海外のチームとの10連勝で、世界10位になったとうかれていては、2015年本番のワールドカップでは、全く違ってくることを、よく認識しておくべきであると思われる。

また前回ブログで、ラグビーにおいては、「アタックよりディフェンス先にやらねばならない」と言ったのは、ラグビーは「コンタクト」が、 認められている
ボールゲーム」であり、まずコンタクトで対抗できなければ、ボールを獲得出来ないし、一旦敵にボールをとられたら、ディフェンスで取り返せないゲームにならないから、サッカーよりさらに、身体と身体能力の差が出てくるスポーツで、そのことをしっかり認識しておく必要があるからである。

また、ラグビーのディフェンスにおいて、 「日本オリジナル」と言えるのは、
前へ出るディフェンス」ということではなかろうか。
世界に対抗して「小よく大を倒す」ラグビーをするには、「運動エネルギー
=重量×速さの二乗」の公式に則り、敵がスピード上げる前に、こちらが前に出てスピードをあげて、一番強い肩でタックルすることが、最重要
あるからではなかろうか。
機関車は動き出したら、止めるのは大変。砲丸投げの玉と、鉄砲の玉
では、どちらが恐怖を感じるか?などの視点で考えるのも一方法)

なお、1960~70年代)のジャパンが出来た「日本オリジナル究極シャローディフェンス」については、このブログでも何回か取り上げ言っているように、ルールが変わり、またラグビー環境により現代の若者の身体、身体能力が変わってしまって、現代に再現することは不可能と思われるが、「前へ出るべき」という根本理念は変わるものではないと考えるので、いまの若いプレーヤーにどうすれば、この「前へ出るディフェンス」を落とし込める
のか、について考えてみよう


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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