2014. 07. 27  
ジャパン対オールブラックス戦の終盤で見られた「あわや福岡トライと思った瞬間、リッチ―マコウが横から強烈なタックルで、タッチに吹っ飛ばした」
あのような凄まじいタックルが、世界レベルタックル
その為には、身体をつくり肩を鍛えなければならないと、前回までに説明したが、次は「日本オリジナルなディフェンス・前へ出るディフェンス」に絶対必要な、「どのようにして、前へ出れるようにするのか?」を鍛えるステップについて、書いてみよう。

ダッシュ力を鍛える
前へ出る接近ディフェンスを完成させるには、短い距離トップスピードになる必要がある。ゆえに、出足足の運びに拘り、 (利き足10~15cm前に出し、その足を10~15cm動かす)、低い姿勢からのスタンディング・スタートを練習する。また、2~3mシャトル・ランを必死に練習し、前後左右への変化力についても鍛える

タックルを鍛える
スクラムマシンに当たってつくった姿勢で、「目線は敵の太腿」、「鍛えた肩は敵の一番弱い腹にヒット」、「はキチット回してバインド」、「敵を仰向けに倒す」という、「ひとつひとつの動作の正確性」、「行なうタイミング」などを極める

タックルの後すぐに起き上がる
「手を早く叩けば早く離れる」と同様に、素早くスピードをあげてタックル出来れば、早く起き上がれる、すなわち、 動作を早く行なう癖付けを意識する

1対1ディフェンスを磨く
BKは斜めに走ってくる敵の外肩に立ち、3~5mの出足で間合いを詰め
外へ抜かれない間合いに詰めたところで、内側を締めて、外側一方追い込み、彼我の走力差で決まるタックルポイントへ、 全速で前に出て肩でタックル
(このタックルポイントへの方向転換、また今迄経験し得ないスピードを試す為に、タックルバッグの前にダミーを3~5個並べ、その上を飛んでタックルする練習なども一方法、但し、実際のタックルは足を運ぶこと)

以上、この4項目の重要なところは、経験し得ない「速さ、強さ、怖さ」を如何に経験しながら、「その前へ出る力」のレベルを上げていくかというところ、「挑戦するような練習のやり方」をしない限り、その「速さ、強さ、怖さ」を超越するボディコントロールが育成されず、タックルのスキルが向上しないと、理解すべきではなかろうか。
しかし現代では、あまりにストイックにことを進めようとしても難しいところがあり、たまには⑧項のように「遊び心」で面白く鍛える方策などを試みるような発想も、 必要ではなかろうか。

次回は、これらの個人スキル駆使したチームディフェンスについて、、、


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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