2010. 10. 19  
ちょっと議論を一休み。はるばる北海道から、嬉しい報告が届きました。

横井 章様
小樽商大ラグビー部コーチのです。本日、インカレ最終戦が行われ、我がK組は帯広畜産大と試合を行い、52対24で勝利し、先週の酪農学園大戦の勝利と合わせて、 一部で2勝となり、4位という成績で終了することができました。よって入れ替え戦無しで一部確定です。一部で2勝するのに、丸5年間かかりましたが、横井さんに教わったきたことが、小樽商科大にやっと浸透してきた結果だと、思っております。大変、感謝する次第です。
最終戦は今年、横井さんがご指導されてきた帯広畜産大学で、横井さんがご指導されたプレーを随所で見ることができました。特に、ゴール前でのラインアウトモール、FWゴリゴリは徹底されており、かなり、てこずりました。トライも取られました。まだまだ、我がチームもいろいろと勉強し、見習う点が数多くあると感じました。また、北海道で横井さんがご指導されたチームとの対戦は、とても緊張しました。選手以上に私が・・・。
また、キャプテンのKがインカレ前に重度の肉離れとなり、戦線を離脱するというハプニングもありました。試合に出れないままの卒業もありえる状況でしたが、本日残り10分でグランドに立たせてあげられたことは、これまでの4試合を戦ってきた学生たちに、 感謝する次第です。 Kは、グランドのみんなに拍手で迎え入れられ、感動的な場面でした。
小樽商大は早くも明日から新チームがスタートします、これからもいろいろと、ご指導を頂きたく、お願い申し上げます。
また、北海道のラグビーシーズンはこれで終了しますが、本州はこれからが本番だと思いますので、横井さんのご指導されたチームが活躍することを、遠い北海道から楽しみに、テレビ観戦させていただきます。
メールで大変失礼と存じますが、御礼のご挨拶させていただきます。ありがとうございました。

この小樽商大は「国立8大学ラグビーOB会」での、私の講演を機会に8年ほど前からアドバイスを始め、すぐ一部に昇格したが、 翌年落ち、 また2~3年ごとにアドバイスに行くということを繰り返し、5年前に再度昇格以後、入れ替え戦で凌ぎながら、 ついに今回2勝をあげたというもの。また、最終戦の相手・帯広畜産大は、昨年度からアドバイスし、一部昇格、今年も行ったが、当日はメンバーを怪我などで欠き、ついに14人で戦ったというもの。やはり、アドバイス期間で、小樽に「一日の長」ありか?

両軍の奮闘に、齢69歳・涙もろくなった私の目には、当然、、、しかし、このような報告を全国色々なチームから頂くことが、本当に楽しいのである。
そして「継続した努力は、必ず報われる」ことが実感できるのである。

逆に、悲しい報告もあった関東大学対抗戦グループ二部で、「東大14-19成城大」惜しい。東大もここ数年アドバイスを続けており、ここも部員の確保が難しく困っているが、私が推奨する「ガチンコ練習」を一番真面目にやってくれ、ミーティングでも、さすがに一番質問が多い・素晴らしいチームである。しかし残念ながら、こんだけ努力した割に、唯一成果があまり上がっていないチームでもある。「なぜなのか?」
こんなことがあった、私が新しいアイデアを提示すると「横井さん、 こうやれば絶対止められる。 こうすれば絶対突破出来る、これって矛盾してませんか?」
或いは「このムーブをやって、 成功している場面を映したビデオは、ありませんか?」(笑) 個々人がいろいろ理屈を考え過ぎるのも、イカンのだろうか?
悩んでいるところである、、、
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⑤:アタックについて
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Comment
No title
 いかにも東大生らしいですね。頭を抱える横井さんの姿が目に浮かぶようです。
 例えば、F1レースでマシンのスペックだけで勝負は決まるならレースはしなくてもよいではないですか。そこにその他の例えば気象条件や、一番大きな条件としてドライバーとして人間が絡むから面白くなる。人間のほんの少しの躊躇が生み出すズレや思い切りのよさで差が出来る。そんな人間味がスポーツの持つ面白さであり奥の深さだと思うのですが、、、。
アタックなのに、なぜタックル (1
1)身体的優位性の確保
やはり身体的に劣る相手と対峙するには、厳しい守備に対応すべくタックル肩あるいは頑丈な肉体を維持する必要がある。よってタックルスキルは不可欠である。
2)「接近」「ズレ」をうむアタック
相手に限りなく近づき「球」を離す。すなわち相手との
間合いを限りなく詰めることが必須である。
相手に限りなく近づくことで、攻撃人数の優位性を
確保する機会を得る確率を高める。タックル肩と
強靭な肉体を確保することで怪我のリスクも低減する。
3)アタックルからの精神的優位性
横井さんがジャパンでみせた厳しいタックル、
あるいは早稲田OBの藤掛さん、石塚さんが見せた
アタックルを見れば言葉は不要と思われる。
横井さん、すみません。列挙しましたが
補足・訂正をおねがいします。
低いプレー
これはクレーバーなのかワイズなのか
迷うところですが、低いプレーをすることで
攻撃時に「ハイタックル」を誘発する確率を
高める可能性があるのではないか。
データを取ったことはありませんが
「低く」かつ「接近」プレーが実行できた場合、
ハイタックルによる反則を誘発するのではないか。現場レベルでは、どのように「ルール優位性」について想定しているのでしょうか?
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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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