2014. 10. 08  
チャンピオンシップ2014の最終節で、大きな波乱があった。
まずは、テストマッチで22勝中NZオールブラックス南アフリカと敵地で対戦。前半、南アは、グラバーからの攻撃でトライ、SOのミスマッチからのトライ2本21点NZトライ2PG13点に抑えてリード。
南アは、後半早々にも1PGを追加して24-13と開いたが、そこからNZ65分BKファーストフェイズのアタックで、また69分には多フェイズ攻撃
連続トライ24-25逆転、その後、南アの攻撃にたえ逃げ切るやに見えたが、なんと78分NZが「ノーバインドタックル」のペナルティ南ア50メートルのPGを決めて27-25大逆転勝利NZ引分け挟みの連勝をストップさせた。

また、もう一つのゲーム、アルゼンチンオーストラリアは、アルゼンチンがFWの優位と、前に出るディフェンスを背景にオーストラリアを追い詰め21-17とし、チャンピオンシップに参加して年目の最終戦・18試合目にして初勝利という・嬉しい結果を残した。

この両ゲームとも、接点のコンタクト激しさは半端じゃなく、まさに格闘技の様相を呈し、最後はその激しさゆえの反則で勝敗を決したようにもみえるが、その迫力数万人を超える観客を魅了するに十分であり、ジャパンでは到底追いつけない域だろうとのを抱かせる。
また、この激しさの中でも、状況によっては、堅実にミスなく自チームの戦術を完遂させるためのメリハリがあり、この辺は見習うべきところであろう。
しかし、「(わざ)」という面では、概ね大したところはなくジャパンは彼らにはないものを追及して、「日本オリジナルなラグビー」に活路を見いだせるとも、思われるのではなかろうか。

しかしながら、先々週、先週に行われた「日本大学生同士の戦い」を見ていると、あまりにもコンタクト部分での「ひ弱さ」が目立ち、「」についても、たとえばボールの展開はやり易い深いラインの「裏通し」ばかりで、「ゲインを切るための勝負アタック」への挑戦が、ほとんど見られず、これだけでは「先行きのジャパンを背負うべき ・ 素材の貧困さ」を感じたのは、私ばかりだったろうか。少なくとも、各大学チームでは、「自チームオリジナルな新しいことに挑戦し、自分の全能力をゲームに出し切る」ということに対して、さらなる奮闘を期待したいものである。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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