2014. 10. 14  
スポーツにおいて、自分の身体能力技を伸ばすのに一番重要なことは、常に、 自分の現有能力最高レベルに挑戦し、向上し続けていくことではないだろうか。

しかし、ラグビーはコンタクトのあるボールゲームであり、また、敵、味方多人数でやるものであるので、コンタクトなどによる怪我の防止の観点からは、芝のグランド環境が少ない、また適当な指導者を確保しずらい日本では、幼少期コンタクト有りのラグビーを練習することすら、大変な危険を伴うのではないだろうか。
また人間は、前向きな気持で行動する時には、自分の身体は自然に対応能力準備出来るが、「痛い怖いの不安要素をもって行動すると、十分な対応能力が殺がれる」ということがあるのではなかろうか。

故に、日本の環境下では、「幼児に、痛い怖い克服せよといっても出来ない」のは当たり前であり、「それをやらせること自体、逆に100%以上に挑戦するという意欲をなくし、60~70%で怪我なくやろう」ということになり、より対応能力の伸長望めないのではなかろうか
また、それをやり続けることにより、本能的身をかばう、例えば「敵がタックルに来れば、片手を前に出す」といった余計に怪我を助長する動作が、「悪い癖」として、身に付いてしまい、またラグビー競技上では、「ボールをプレーすることを放棄するといった、致命的な、最悪の癖」となってしまうのではなかろうか。

そこで、「大野選手生い立ち」を、今一度見て貰うと分かる通り、
1978年、福島県郡山の農家に生まれ、若くして家業の手伝いをし、足、腰、その他の身体能力が鍛えられた
高校までは、野球選手として活躍、身体も190cm、90kg以上に成長
1997年、大学は日本大学工学部に入学、高身長を見込まれラグビー部に勧誘され入部、ラグビー地方大学リーグで活躍

従来より私が、「ラグビーは、いろいろなことが自分で考えられ判断でき、また、身体成長期を経てある程度出来上がってきつつある時くらいに、すなわち、『自分に分別がついた時から、やるべきではないか』と、 言っている所以である。

しかし、昨今の日本のスポーツ環境のように「〇〇スクールに入れないと、安全にスポーツさせられない」という事情なら、
「ラグビースクール以外のスポーツ・スクールに入れて、自分の100%以上に挑戦することをさせ、行動能力、身体能力を伸長させるか」
ラグビースクールで、野球、サッカー、バスケットボールなど他のスポーツ思いっ切りやらせて、自分の能力の100%以上に挑戦させるか」
あるいは、「ラグビースクールで、タックルのないタグラグビーや、タッチラグビーをやらせて、痛い怖いの感覚を排除しつつ、フィットネスや、ランニングスキル、ハンドリングスキルを伸ばすことに専念させるか」
と考えることが、良いのではなかろうか。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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