2014. 11. 12  
アドバイスしたチームのコーチから、こんなメールが入った、「やり取り」を紹介しておこう。

<Uさん:今月のラグビーマガジン、ここ数日のブログにある「勝ってもいいんやで」のフレーズ、京都成章のストーリー、追いかける立場である我がチームにとって、よく具体例として、拝借させていただいています。ただ今年も、我がチームは、あと一歩届きませんでした。
チームは、敵(全国ベスト4)に19-24で敗れました(一番下に映像のURLを添付いたしました)。同じ相手に、2年前は17-33、昨年は12-22と、差は縮まっているのですが、近づくほどに「勝ちきる」というのは、簡単ではないことを、実感しております。全員経験者の相手に、全員未経験者の我々は、 1年間フ ィジカルを鍛えモールを磨いて挑みましたが、その精度が低く、また前に出るディフェンスも、倒し切るタックルを身につけさせることができずに、一歩届きませんでした。まだまだ自分の力が至りません。再度初心に戻って、勉強し直します。
新チームは主力が半分残るので、まずは、 横井さんのおっしゃる「絶対に勝つ、勝ちきる」というメンタルを鍛え、そして、そうしたシチュエーションを予測した・具体的な練習を、反復して重ねます。今後ともブログ、楽しみにしております

横井返信  : ビデオ見ました。惜しかったねー。特に良かったのは、後半のゲームの入りで、14-12逆転出来たところ、またゲームの終盤(ビデオの時間で、49分)に、諦めずにトライを返せたところ。
しかし、君の反省点にみえるごとく「アシカコ」の不徹底が随所に窺える、
ア :歩いてる、敵に「ペナルティ速攻」を許し、テンポで負けている
シ : タックル姿勢が高く倒し切れていない、モール姿勢が高くてトライ取り切れなかった(ビデオ:33分)、逆ににはモールで押し続けられた
カ : 片手プレーで、ミスが多い
コ : コミュニケーションのが、全く出ていない
日常の練習習慣づけ、生徒どうしでの指摘で直せるように徹底すること。

また、ターニングポイントは、後半中頃(ビデオ:42分)に、敵がペナルティを犯し、タッチへ出そうとしたがミスキックで出ず、全員がボヤーとしていた時にカウンター攻撃を受けて、そのままトライされて、これがなければ勝っていた
ところ。
これは、キッカー一人だけの問題じゃなく「どれだけ、そのキック重要か、各自が役割分担を果たすことが、どれほど重要か、理解させていたか?」
(例えば、キックの練習に全員が付き合っていたか?関心を寄せていたか?、ミスは起こり得る、その時の練習を、チーム全員でやっていたか?)
結局、チームの実力は、自分の役割を果たすところの一番下手なプレーヤーのレベル決まる。すなわち、あらゆることに底上げを出来るように、チーム全体での練習を、忘れてはならないのではないか。それじゃまた、現場でのアドバイス機会について、考えておいて下さい。よろしく、、、

<Uさん返信 : 早速のレビュー、ありがとうございます。試合をすべて見て頂いて、光栄です。ターニングポイントにもありました・ミスタッチキックに関しまして、横井さんのおっしゃる通り、全員が関心を寄せるような練習を、全くしておりませんでした。ミスキックが敗因ではなく、ミスキックが起きることへの理解を、徹底させられなかったことが、敗因の一つだと思います。「アシカコ」の不徹底も含め、再度初心に戻って、鍛えていきます。
現場でのアドバイス、個人的には、来年春には実現できたらと、 考えております。チームに後援会もあるので、少し相談をしてみます。よろしく、お願いします

昨今は便利なもので、遠隔地でも、一度現場でアドバイスしておけば、あとはメール、ビデオなどで、ある程度確認は出来るということ。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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