2010. 10. 20  
「一休み」の方にも、 コメントが来たので、「接近アタック」は、さらに気を持たせて、、、(笑) そちらの話を先に、、、

Mさん:いかにも東大生らしいですね。
頭を抱える横井さんの姿が、目に浮かぶようです。例えば、F1レースでマシンのスペックだけで勝負が決まるなら、レースはしなくてもよいではないですか。そこに、その他の例えば気象条件や、一番大きな条件として、ドライバーとして人間が絡むから面白くなる。人間のほんの少しの躊躇が生み出すズレや、思い切りのよさで差が出来る。そんな人間味が、スポーツの持つ面白さであり、奥の深さだと思うのですが、、、。>

いや、プレーヤーの質問には、即座にピシッと答えることが重要で、最初の「矛盾」の話などには、頭を抱えることもなく即答しましたが、問題は次の質問「他でやっているのを見せて下さい」という方なんです。「他のチームがやらないから、独自性があっていいのじゃないか」といっても、今の若者は、変に保守的で「すぐやってみよう、とにかくやってみよう」ということにならない。これを「その気にさせる」のが難しいのです。

先日、テニスの「杉山愛」が、 パンパシフィック大会を最後に、引退しました。その大会、彼女は決勝までの全試合に、 「新しいフォーム」 で望んだというのです。そして、なぜと聞かれた時、「引退試合であろうが、自分が今までより進歩出来る可能性があるものは、当然やってみるべきだと思って、挑戦しました」と答えたとか。
本当に、日本オープンで決勝まで進んだ「クルム伊達」といい、最近は「女性アスリート」の方が、俄然「目的意識を持って、挑戦し続けている」と感じるのは、私だけだろうか?

しかし、コメントでおっしゃるとおり、まさに「人間がやるから面白い」のであり、さらに、あらゆるスポーツの中でもラグビーは「15人」という一番の大人数でやるから、面白いんです。15人が自チームのゲームマネジメントで決められている「自分の役割」をきっちり完遂する。この何人の力が、同じ思いで、同じ方向にむかって協力し、その結集した力が、どれだけ発揮されるか?によって勝負が決まる。何度も言っているように、ラグビーは「心と身体が連動するスポーツ」であるがゆえに、現代のように「揺れ動くメンタルの持ち主」がやれば、実力的に6-4では当然、うまく行けば7-3でも「ゲームの創り方」で、ひっくり返せるというのが、面白いのです。
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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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