2015. 01. 11  
予想通り、帝京大50-7筑波大の大差で、「勝負あり」だった。
これとて、「帝京大が突き抜けている」のではなく、「他の大学が情けない
のではなかろうか。
というのは、帝京大が筑波相手に、裏通し主体の深いラインでの展開なのに、16個のハンドリングエラーをするような「トップリーグ予備軍」程度の力量では、次の日本選手権で、トップリーグの上位チームに勝つことが、難しいと思うからである。

そして、「日本のラグビー」を考えれば、高校生レベル(U17~18)までは、世界と対等に戦っているのに、この大学というカテゴリー(U20~23)では、世界のプレーヤーは既にプロ化して、非常に厳しい環境でプレーしているのに対し、この日本の「大学レベルでの停滞」が、世界の中で、「日本独自のラグビー」を形成出来ない要因であって、その中でも、ひとつのチームが、6連覇という状況は、由々しき問題であると、考えねばならないのでは、なかろうか?

では他の大学は「どうすれば、この大学選手権を、真に切磋琢磨できる場にすることが出来るのか?」を、各大学指導者が、本当に真剣に考え、実現させる必要があるのではないか?

私の拙い考え方を、述べるとすれば、、、
まず、身体および身体能力を、自分が伸ばそうと思えば、何時でも力を貸してくれる「施設指導者が準備されている環境」を整える
(最低でも、全寮制の施設、栄養士の確保、トレーニング場の整備とトレーナーの確保などで、帝京大との差を数値目標40:60以下、出来れば、45:55にし、常に自己の100%以上の力で戦えるようにする、そうしないと13のターンオーバーを許すようなを、詰められないでは、、、)

練習環境と、練習時間の確保スタッフの充実
(勝ち続けることにより100人以上の良い素材を集め、その彼らが同じ場所で、同時に練習できる状態を、日常的に実現出来なければ、今時の若者は、そのチームに寄って来ないのでは、、、)

各部員が、常に和気あいあいと、ミーティングしたり、コミュニケーションがとれるような「施設部の雰囲気土壌つくり
(部員達で、自主的に、これらのことが、行えるように導き、ゲームの分析戦略戦術組み立ての原案を提出なども、やれるようにするなど、自らが進んでラグビーを楽しめる雰囲気を醸成する)
現代の若者に、環境が整っていないところで、いくら辛抱してやれと言っても出来ないのではないか。最低でも上記の環境雰囲気を醸成しなければ、何にも始まらないし、このチームに集まってもくれないのではないか。

その上で、指導者スタッフは、各部員一人一人と、常に向き合えるような「場と時間」をとれるようにしなけばならないのではないか?

すなわち、「ラグビー戦略、戦術、云々の前に、考えねばならない問題一杯あり、それは、マネージメントの問題である」ということではなかろうか?
まず、上記問題点クリアした後で、ようやく、その大学チームとして、「独自戦略、戦術を考案し、それを全部員に徹底し、落とし込む」ことが出来るのであり、これだけのことが出来なければ、お互い「切磋琢磨」出来るわけがないのでは、なかろうか?
また、上記のことは、一挙に出来るわけがなく、年程度の時間がかかりそうなもので、各大学関係者の、奮闘をお祈り致したいものである。


関連記事
スポンサーサイト
NEXT Entry
『アーカイブ:11』
NEW Topics
朝ドラに号泣!
㊿:ラグビージャパンの足跡
㊾:ラグビージャパンの足跡
サンウルブズ最終戦に勝利
南ア戦、2015年に訂正
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

最新トラックバック
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR