2015. 01. 30  
2010.7.23どのようにして
前回の「ノッコンの記事」を、発表したのが、2年前、しかし、ゲームの中でのミスは一向になくならない。「指導者は知っている筈、知っているのにやらせないのは、タチが悪い」と書いたが、本当はどうなんだろうか?

それは、別として、指導の初心者むけに、「具体的にノッコンをなくすには?」について、私のつたない考えを書いてみよう。
(いつも、素晴らしいコメントをくれる「かつや」さん、小5の息子さんに、また即、実践させてくださいね)

問題を明確にする為に、「ノッコンが起こっている状況をよく観察しよう」

①持っているボールを落とす

原因 : 持っている意識が希薄、片手で持つ、自分の思っている以上のコンタクトに会う、ハタカレル

対策 : ボールの保持を、第一に考える
(人間は、二つ以上のことが出来ない、前進などは、別に考える)
必ず両手で保持し、直接敵とぶつかっても、影響を受けるところで持たない
(低い姿勢で肩で当り、腰だめに両手でボールを持ち、敵からトオザケル)

②ボールをつなぐところで、落とす

原因 : パスをするからミスる、コミュニケーションが悪くタイミングが合わない
味方が来るまで、立ってられない

対策 : パスの数を少なくし、真後ろからサポートする
(押し込み、ガット、リップ中心に、組み立てる)
つなぎの種類を、声かけで出来るようにする
コンタクトの部分で、「前進より保有を優先し、立っていることを目指す」
ゲイン出来た場合は、ラックにして「オフサイドラインを、確定する」
(無理なつなぎは、しない)

③どうしても、パスをしなければならない時に、パスを落とす

原因 : パスが正確にいかない、パスがきつ過ぎる、タイミングが合わない、受け手がミスパスのミスを確定する

対策 : 自分の対面はコースで殺し、パスをする時は、味方を見て放る
スクリューパスの形を、少し立てて、柔らかいパスが、いくようにする、
タイミングを合わせる必要がある場合は、間隔を狭めて、滞空パスを放る
受け手は、先ず受けることに集中し、ミスパスが来た時は、手を出さない

④キックを受ける時に、落とす

原因 : 練習が少ない、目の動き、手の動き、身体の動きが、出来ていない、ミスをミスと確定させる

対策 : グリッドなどじゃなく、実際に蹴られたボールを動いて取りに行く練習をする
しっかりボールを目で追い(日頃から動体視力を養う)、まず、ボールが来る方向に手を延ばし、手のひらでボールを受けると同時に、肘を引き締め緩衝域をつくって受ける、 ボールを落としても、ミスにならないよう「半身」に構える

横井感想 : このように、チョットした対策をすれば、ミスをミスに確定しないように出来ることを、実際の場面でよく考えて、お互いに指摘し合いながら、実践していこう。ただし、ミスをおそれるあまり、消極的になり過ぎて、新たなもの挑戦することを、忘れてはいけない。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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