2015. 04. 26  
前回で、アーカイブ版一旦やめようかなと思いましたが、その後にも「興味があるのでは?」と思われる記事があったので、もう少し続けさせて貰います。よろしく、お付き合いのほどを、、、

2010.8.3125日の夏合宿から、無事帰還
8月5日から各校の夏合宿に付き合って、29日の夜遅くに、無事帰還。延べ25日という長期間の合宿で、さすがに疲れました。下界よりは、涼しかったと思いますが、やはり日差しはきつくて、長袖を着て、対策はしていましたが、日焼けによる疲れがあったようです。

但し、家に居る時の「宵っ張りの朝寝坊の生活」から「朝6時起きの規則正しい生活」で、それこそ最初は時差ボケみたいでしたが、よい習慣になりました。(このブログ書き込みで、すぐ元に戻るとは思いますが、、、)

ところで、ラグビーについて言うと、私のアドバイスしているチームは、素材的には厳しく、いつも最終目標に到達するのが精一杯のスケジュールでやっているものですから、夏合宿は、まだ発展途上の時期であり、成果は見えにくいものなのですが、やはりそうは言っても、この時期に負けているのを見てるのは、ストレスのたまるものでした。

特に、後半のKG大は「コーチ育成の時期であり、なんか隔靴躁痒で、うまく行かず、、、」関東勢にメッタメッタにやられていて、困ったものでした。
これからの秋での挽回が、必要であります。

それから菅平では、自転車を持って行って、ウロウロしていたものですから、「ブログを見てます」と言って、声をかけられたりしました。中でもある女性に偶然出会い、彼女の世界各国で見て歩いた昔からのラグビーフアンぶりに驚き、数々のゲーム観戦秘話には、 感動致しました。そこで、昔のビデオなども渡し、今後も私の「魅力あるラグビー創造運動」の支援を、お願いしたりもしました。

また、久しぶりに母校W大のBKコーチとも話をする機会があり、昔の定番であった「カットイン、カットアウトの練習」を復活させたいということには、大いに賛成しておきました。ただW大の学生でも、「なぜ、 まっすぐに走らないといけないんですか?」と聞くそうで、時代の変化を痛感しました。

そこで、皆さんにも解説しましょう。
「まっすぐに走る」とは、「ゴールラインに直角に、タッチラインに平行に走る」
ことで、その利点は、
ゴールラインに直角という事は、ゴールに対し最短距離であるということ
直角に走れば、ラインに平行の180度変化出来るが、斜めに走ると変化の度合いが縮小する、例えば45度斜めに走ると最大立て直しても直角で、ラインに平行との90度しか変化出来ない
まっすぐに走れば、第一次ディフェンスのバッキングアップを止め、第二次では、ディフェンスがずれにくくなる
ディフェンスに対して「数的優位」が出来た場合に、斜めに走っているところから、コースを真っ直ぐに立て直して、ディフェンスがずれられなくすれば、「数的優位」を生かして、確実にトライをとることが出来る
などである。

だから、この「まっすぐ走る」というのは、基本中の基本である。しかるに、今のプレーヤーは、これが不得意である。その原因の一つは、ストレートランの練習をマーカーをおいてやる。ひどいのは、まっすぐを意識するために内側へマーカーを置いて走らせたりする。当然目線はマーカーにいき、マーカーを見て走る。しかし、 ゲームではマーカーが置いてないので、ゴールに直角を意識出来ない。
社交ダンスの初級者を思い浮かべよう。初級者は自分の足の運びが気になって足元ばかりを見る。上級者は背筋を延ばし前を向いたまま踊る。
すなわち、ゲームでまっすぐ走れるようにするには、目線をあげて「ゴールラインやハーフ、22メートルラインなどに直角」「タッチラインに平行」を感じられるように、練習すべきではないか?
そして、カットインは少し斜めに走ってディフェンスをつり、まっすぐに立て直して勝負する。カットアウトは、まずまっすぐに走ってディフェンスをつり、真横に走ってずらせ、またまっすぐに走って勝負するのである。
これらを、自分の足元を見るのでなく、目線を前にしたままの感覚で出来るようにしなければならないのであり、どう考えても、マーカーをおいて練習するのは、「悪い癖のつく練習」ではないだろうか?


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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