2015. 07. 05  
練習のやり方で、さらに不思議なのは、他のチームがやっている練習を、何の疑問もなく、そのまま真似しているチームが多いことである。

たとえば高校生が、「テレビで見たオールブラックスのサインプレーを真似して練習したり、ジャパン、トップリーグのチームがやっているからといって、アタックの『シェープポッド』を、FWの力も借りてやろうとしていたりすることであり、また逆に、大学生がラグビー有名高校から来たプレーヤーに聞いてその高校時代の練習方法を、そのままやろうとしたりすることである。
カテゴリーが違えば、身体身体能力スキル能力などが違うはずなのに、そのことを全く考えずに真似るのは、おかしいことではないだろうか?

また、高校、大学では、毎年メンバーが大きく変わる、故に、年ごとに多少の変化はあるとしても、大筋は「そのチームの伝統的な戦い方」というモノを、 継続していく方が効率的であり、その練習方法も、自ずと伝承され易いものになるのではなかろうか。そうならば、一年生に入って来た時の一年の間には、「ここまでのことが出来るようにしておこう」といった「年ごとのスキル習得マニュアル」をつくっておけば、「毎年ご破算で、 一からやり直す」必要はなくなり、さらに、そのマニュアルを、毎年反省を込めて見直していけば、ドンドンと素晴らしいモノになっていくのではなかろうか?

以上、書いてきたような視点で、自チーム練習を考え抜いた一例が、なんと経営情報誌「日経ビジネス」に、 『静岡聖光学院ラグビー部のカイゼン練習』として、記事になっている。要は「スポーツの練習も、目的に対して、如何に効率よくマネージメントするか?」が、 重要ということであって、時間場所指導者などの環境面でハンディキャップを持っているチーム程、その必要性に迫られて必死に考えており、素晴らしく効率的な練習を行っているチームが多いのである。
参考にされては、如何?(但し、マルマルの真似は、ダメですぞ!!)


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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