2015. 07. 08  
残念ながら、「なでしこジャパン」は準優勝に止まった。しかし、このゲームの経過を見て、多くのスポーツ指導者は、「大いなる教訓」を得た筈である。

まずは「ゲームの入り」、アメリカは対ジャパンに向けた戦術を、本当に練りに練って、また、 それを完遂させるための訓練に、「相当の準備」をしていたことが、窺えたのではなかろうか?

4年前ジャパンにしてやられたセットプレーにリベンジとばかり、また通常身長差から上にあげると思われたコーナーキックを、裏を衝いて低いボールで、スピードよく、 絶妙のタイミングで走り込んだ・⑩ロイドに、 ピンポイントで合わすという離れ技を見せ、開始2分先制点
その直後の4分にもコーナーキックで、今度も低いキックで来たものを、後ろ向きのままシュート、それをまたタイミングよく押し込んで2点目
さらに、今度はジャパンの一瞬のクリアミスを押し込み、次はキーパー海堀のポジションミスを見逃さないロングキックでのゴールと、「相手のミスを絶対見逃さない視野の広さと、一瞬の対応能力の磨き」というアドバンテージを
いかんなく発揮して、序盤に4対0とリード、勝負を決定づけてしまった。

その後ジャパンは、メンバーチェンジと、フォーメーションチェンジで応酬し、2点を返し、その対応能力進歩と粘りを見せたが、その後、またもアメリカのコーナーキックで、今度は上にあげてのヘッディング失敗からも、切り返しつないでの押し込みゴールでダメをおされ、万事休したのであった。

ただ、やはり強くなって来ればマークされ、対策されるのは当たり前であり、また、身長など身体の、さらには走力、シュート力など身体能力の劣勢
抱えていても、それらをカバーするため、 常に新しい戦術開発し、世界に先立たねばならないのが、「ジャパンの宿命」なのであって、今後のさらなる精進を、大いに期待したいものではなかろうか?


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Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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