2015. 07. 18  
前回までは、主として「指導する側の考え方、やり方」などを書いてきたが、一方、「教えを受ける側・プレーヤーの考え方や、行動様式」などについてもよく観察して、対応することが、重要なのではなかろうか?

現場に戻った時に驚ろいた、「昨今の現場の雰囲気」が、いくつかあった。
ひとつ目は「プレーヤーがスタイルを終えグランドに出て来ても、コーチから合図があるまで、何もしないで駄弁っている」という、まさに『指示待ち状況』が、多く見かけられることだった。
ふたつ目は、プレーヤーがコーチやトレーナーの言うことを、原則的には、
素直にやろうとはするが、チームのためであっても、自分が得意ではない
ことや、好きではないことは、自分の判断で、あまり積極的にやろうとはしないことが、多く見かけられることだった。
みっつ目は、指示された練習を言われた通りやろうとはするが、「その練習を何のためにするのか?」「その練習の何処が重要ポイントか?」を、十分に考えないまま、また、従来の自分の身に付いてしまっている ・ 悪い癖直さないまま、不正確にやってしまうことを、あまり気にしないプレーヤーが、多く見かけられることだった。
よっつ目は、ラグビーが「15人という一番人数の多いチームプレー」であり、また「一旦グランドで始まればハーフタイム以外に打ち合わせタイムがない競技」であって、「プレーヤー同士のコミュニケーション身を挺したチームへの協力、共同動作が一番重要」なのにも関わらず、「味方をも裏切る ・ 個人プレーを、助長するような練習、悪い癖のつく練習」を、何の考えもなくやりたがるプレーヤーが、多く見受けられることであった。

このような雰囲気を、どのように改善し、どのような練習をすれば、「真に、
プレーヤー全員が、 一致協力して行なう、面白いチームボールゲーム」に 出来るのだろうか?
これも、大変な課題であるが、絶対取り組まねばならないものでは、ないだろうか。 是非とも、ご検討を乞いたいものである。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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