2015. 10. 05  
ワールドカップで、もう一つ、珍しいことが起きた。それは開催国イングランドが、決勝トーナメントへの出場を逃したということ。いままで、共同開催国が出場出来なかったのはあったらしいが、、、

世界ランクのベスト8チーム(オーストラリアウェールズイングランド)入った「死のAグループ」は、もともとから、 厳しい戦いが予想されていたが、イングランドは、第二戦目のウェールズ戦で、前半こそスクラムで圧倒して、1T、1G、3PGの16-9(ウェールズは3PG)とリードしたが、後半70分ウェールズの『絶妙な前パス』でトライを奪われ25-25の同点、73分にはPGを追加され25-28リードされたが、直後の77分に、ウェールズ陣でペナルティを得て、ジャパンと同様に勝利を期して、ラインアウトモールでのトライを目指すも2度失敗し、敗戦となった。

続く3日オーストラリア戦は、予想されたスクラムイングランド優位が、オーストラリアの対策遂行で逆に押される始末となり、また『開催国の準決勝進出は絶対使命』とのプレッシャーに押しつぶされたのか、チームとしてのまとまりが影を潜め、ペナルティミスを連発、なすすべなくて13-33の大差で敗れ予選プール敗退となった。

南半球北半球のシーズン終わりから、ワールドカップまでの準備プロセスの違いなど種々あると思われるが、北半球での『ショット優先のゲーム運び慣れ』が、『トライを取りに行く戦略、戦術の退化』を招いているのではと思われることも、ひとつの要因ではなかろうか。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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