2015. 10. 18  
決勝トーナメントの試合が、始まったので、そちらのことを、先に書くと、、、
17日(日本時間は17日夜~18日早朝)の対戦は、南アフリカ(A組1位)対ウェールズ(B組2位)、前半はウェールズが、ハーフラインからのハイパンを22mでナイスキャッチしたのを繋いでトライしたため12-13ウェールズ1点リードで折り返したが、南アフリカ優位は明らかであった。

そして、後半も南アフリカが攻めたて、ペナルティを獲得するも、日本戦と
同様、弱気で『FW勝負』をかけられず、かえってPGを狙って3回失敗する
など、ゲームをもつれさせてしまった。
更に74分、南アフリカのキャップテン・デュプレアの『左⑧→⑨』によるトライによって、23-19と、ようやく逆転するも4点差で、『ワントライ逆転負けの危機的状況』で、78分にドロップゴールを狙って外して敵ボールにし、また『日本戦と同じ過ちを犯すか、本当にバッカじゃなかろうか』と思われたが、なんとか逃げ切った。日本に負け、逆に『覚醒』したと言われているが、このようなゲームマネージメントでは、優勝は無理だろうと思われる。

17日の、もうひとつの対戦は、ニュージーランド(C組1位)対フランス(D組
2位)、過去2度ほど絶対有利のNZを、フランス200回を超えるタックル前パス(横井の造語キック)で破ったことなどがあり、前回NZ開催のワールドカップ決勝でも、優勝が絶対使命のNZが、敢えて、ディフェンスゲームを
展開、8-7辛勝して、24年ぶりに2度目の制覇を成し遂げたという対戦相手である。

しかし、その優勝を成し遂げた後のNZ・オールブラックスは、重圧から解き放たれたかのように、 連戦連勝を続けたということもあり、今回もゲームが始まってみると、その実力差は歴然であり、それでも『何か異変が起きるのでは、、、』と、力説する・解説者の言葉とは逆に、確実に粛々と、その力を
誇示
して、終わってみれば62-13NZ圧勝であった。

すなわち、『心と身体が連動するスポーツ・ラグビー』というモノは、これほどまでに、メンタル面での対応が、難しいモノなのである。
今回、自国開催イングランドが予選リーグで敗退したのも、『決勝リーグ進出』が、絶対使命であったが故に、その重圧に飲み込まれてしまったのでは、という一面があるのではなかろうか。

そういう面でも、次回2019年の開催国であるジャパンの戦いは、今回3勝をあげて注目されるとともに、自国開催だから有利な筈と、またメディアなどから期待され過ぎたりするのは目に見えており、その持って行き方が、大変難しいということなのではなかろうか。

なお、このゲームで、ボールを放さないリッチー・マコウを、フランスのFWゲンコツで殴るところがTMOで写し出されシンビンとなっていたが、これが『瞬間湯沸かし器』の外人の行動であり、留意する必要があるというモノではなかろうか。また、こういうことをしないのが、日本人なのであって、誇るべきことではなかろうか。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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