2015. 12. 21  
旧聞に属するが、今年の夏に、ロシア、アメリカ、日本からの宇宙飛行士が共同滞在している宇宙ステーションへ、重要な物資を輸送するのに、日本の数千人の知恵と、技術を結集した『補給機・こうのとり』(ハード)が、日本の宇宙センター、NASA、国際宇宙ステーション(ISS)それぞれに居る日本人3人の共同作業(ソフト)で、 音速の20倍で動くISSへ、ロボットアームで、 衝撃なくドッキングさせ、輸送の任務を全うしたという。
ロシア、アメリカ、が何度か失敗しているこの仕事を、日本人だけのハードとソフトで成功させたことは、宇宙技術の面でも、世界に日本の高い潜在能力を誇示した快挙であったという。

本当に日本人素晴らしい。その緻密な計画を立案、その完璧なモノづくりの技術でハードを完成、そしてシッカリ段取りした作業を、 正確に完遂する勤勉な日本人でして、初めて成せる技ではなかろうか。

しかるに、ラグビーに関しては、世界中で行われているラグビースタイルが、安易に覗ける環境があるがために、人間のよくしたがる行動Social Proof(社会的証明)』として、『人間は他の多くの人の行動が正しいと感じる・群れたがる』傾向がぬぐえず、いまはやりの『多フェイズ効率の悪いスタイルのラグビー』を、やりたがるようである。

前回にも書いたように、世界の中でのジャパン、そのカテゴリーの中での自チーム実力(次の目標とするゲームまでの成長度も加味した力)を認識した上で、自チームが努力すれば達成可能で、実行可能な身体、身体能力に裏打ちされた戦略、戦術、すなわち『自チームの身の丈に合ったラグビー』、当然自チームオリジナルなラグビーを、なぜ目指そうとしないのだろうか?

そうしないと『どのチームも同じようなラグビーをしていて、どちらがミスを多くして負けるか』といったゲームばかりを、 観客に見せつけていると、折角の増えたフアンも、また遠のくのではなかろうか。
『こんなことは、俺のチームしか出来ない』というようなゲームが見たいものである。『世界に冠たる優秀な日本人』なら出来る筈、頑張って下さい。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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