2016. 01. 16  
チョット、 話が古くなってしまったが、大学選手権は帝京大7連覇高校の全国大会は東海大仰星3冠(春の選抜、7人制、冬の15人制)となった。
結局国内では情報が行き渡っているため、ジャパン―南アフリカ戦のような大番狂わせは起こる筈もなく、ある程度の素養を持った・今時の日本の若者を、手間ひまかけて鍛えることが出来る環境下で、具体的な練習の質と量を練りに練って実行出来たチームが、優勝したということではなかろうか。
それほど15人制のラグビーというものは、チーム全体の総合的な力で勝敗が決まって行き、その力を存分に発揮させるような・あらゆるマネージメントの良否に、かかっているのではないだろうか。

そして、高校の全国登録チームが、最盛期の1500チームから、半分以下の700余チームに減り、部員減少に悩む指導の先生の目からすれば、あの決勝戦の最後に桐蔭20数回のフェイズを重ねて、 意地のトライを返し、また、 それに対してペナルティを犯さず、最後までディフェンスをやり続けた仰星、この本当に良く訓練された両高のプレーヤーを見た時に、何を感じるだろうか?
正直、『とても、かなわんわ』と思い、また、自チームとの種々の環境差に、愚痴るしかないのではなかろうか。
さらに昨今の若者も、弱いチームに自分が入って強くしてやろうなんて考えることが少なくて、『寄らば大樹の陰』で、一部の環境の良いチームに群れたがる傾向は続くとみられ、今後も、その差は開きこそすれ、縮まることを予想するのは、難しいように感じられるのではなかろうか。
そして、このままの大会の進めようでは、各県の予選でも、また全国大会でも、あまりの力の差で、安全性危ぶまれる事態にもならないだろうか?

要するに、スポーツというモノは、『勝つという目的に向かって、自身の鍛錬による成長を感じ、その力を100%発揮出来た喜びをもって、結果うまく行けば勝利という成功体験を楽しむものではなかろうか』、しかし、『あまりにも実力差があり過ぎて、自身の力も100%発揮できず、惨敗という挫折感を味わうだけという結果』であるなら、チョット情けすぎるのではなかろうか。

『チーム人員の視点からは7人制15人制棲み分け』、『コンタクトの強度安全性などの視点からは、身長、体重での階級制や、タックルなしタッチラグビータグラグビーとの棲み分け』などなど、『なにがしらの棲み分けの検討』が必要になって来るのではなかろうか。


関連記事
スポンサーサイト
NEXT Entry
大学、高校の大会:②
NEW Topics
㊹:ラグビージャパンの足跡
㊸:ラグビージャパンの足跡
㊷:ラグビージャパンの足跡
㊶:ラグビージャパンの足跡
㊵:ラグビージャパンの足跡
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

最新トラックバック
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR