2016. 01. 30  
「幼少期のタックル有りラグビー」の我が国環境下での危険性について述べたが、逆にラグビー競技で、日本世界存在を誇示できる可能性があるのは、身体および身体能力があっても、を使って、組織だった戦略・戦術で諸外国を凌駕出来る、まさに『15人制ラグビー』であると、考えられるのではなかろうか。また、そこにこそ『小よく大を倒せる・15人制ラグビーの面白さ』があるのではなかろうか。

古くは1968年、まだフル代表とは対戦出来なかった時代に、オールブラックス・ジュニアに『目を見張るシャローディフェンス接近アタック』で勝利して驚かせ、そのおかげがあり1971年イングランドン代表が初来日して、両軍ノートライ3-6の大接戦1989年には日本来日のスコットランド初勝利そして、昨年のワールドカップでの南アフリカ戦勝利 と、『15人制ラグビーでの感動』を演出できたのは、そういうことではなかろうか。

また、カテゴリーで見れば、2012年高校日本代表が欧州遠征でU―18フランス代表に、27-20勝利 した。しかし、その上のU―20U―23のところでは、あまり良い成績を残せていないというのが現状ではなかろうか。
それは諸外国はクラブ組織主体で、18才からはプロの形で身体、身体能力を飛躍的に伸ばせる環境下に入ることが出来るのだが、日本は高校卒業後に、アマチュア大学に進み、勉学との両立を目指しながらとなるため、トコトン追い込めず、折角詰めて来た18才くらいまでのが、またグーンと離れてしまうことが原因ではなかろうか。

すなわち、身体および身体能力が諸外国と四分六(40%:60%)くらいのであれば、戦略・戦術でカバーして勝つことが出来るというところで、南アに勝ったジャパンは、年間160日もの合宿という時間と金をかける事によって
ようやく差を詰めること出来て、さらに南アの準備不足という好機もあって、勝つことが出来たのではなかろうか。

ゆえに、いま考えねばならないのは、この高校から大学の時期のラグビー
プレーヤー(U―18からU―23の間)を日本の国内で、どのようなラグビー環境下においてやることが出来るのかが、喫緊の課題ではなかろうか。
そしてこれは、協会や、行政、企業だけに任せるのじゃなく、ラグビー関係者全員が、必死に考えて、今後整備していかねばならない問題ではないだろうかと、取り上げている次第であります。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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