2016. 04. 25  
16年前に現場に戻り、いろいろな課題にぶつかり、私なりに改善を目指した『練習の基本的な考え方』は、『プレーヤー自身が自分で考え自分で追い込むことが出来る練習方法』であり、そのいくつかを、羅列しておくと、、、

彼らのモチベーションアップについては『何事も他人と比べる必要はない、だが昨日の自分より今日の自分、今日より明日の自分向上できる筈だ』と、励まし、その一助として、各ポジション、各学年までに達成すべき体位、身体能力などの個人数値目標を設定し、達成する喜びを感じさせる

出来るだけ用具マーカーなどの使用を止め、ひとつの練習から、 次の練習への切り替えを素早く出来るようにする

グランドには、自分の走っている方向が、 感知できる最低限のライン
引き、常に目線は前、上半身は正面を向いてプレーする

各ポジションの役割分担に必要なスキルの練習は、個人練習の時間を設けて、ある程度のメニューを与えて、自分自身で考え、やれるようにする
(それでも出来ない時は、コーチに質問させる、但し質問の際には『私はこうすれば良いと思うのですが、それでよろしいでしょうか』と自分の考えを言う

一人では出来ない・グールプ練習、ポジション練習については、ある程度のリーダーを配し、メニューを渡し、彼ら自身で出来るようにする

チーム練習は、自チームがやるゲームマネージメントにそったゲーム ・ シチュエーションの練習 しかやらない
(最初はコーチ指示するが、ある程度のところまで出来るようになってくれば、プレーヤー自身進行させる)

ディフェンスは、実際に当たる目標とすべきチームの戦術を探索分析し、対応する具体的なディフェンスシステム役割分担を決め練習する

アタックは、どの時間帯で、どの地点から、どういうムーブトライを取りに行くか、明確な意図と方法に拘り、目標とするチームをイメージしながら、確実に実行可能と思えるまで、繰り返し練習する

プレー達成の自信の裏付け練習以外にはあり得ない、練習してない
ことは出来る筈がないと、徹底認識させる

仕掛けサインプレーは必ず同じ体制で裏表以上の選択肢があるようなバリエーションを考える

改善には限界はなく、彼我の状況変化に即応し、進化し続けること

というようなことではなかろうか? 今一度申せば 『問題は現場にある、問題を摘出すれば、半分以上解決出来たようなモノ』、 自チームの状況を、 よく再確認して、自チームなりに解決して下さい。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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