2016. 06. 01  
まずは小樽商大、私のアドバイスがOB主導で導入されたように、OB組織もシッカリし、現役への支援もそれなりに行われ、天然芝の良いグランドも常時使用でき、学生達も自主的に動いていたという、大変良い環境であった。

しかしながら、その練習を見てみると、女子マネがタイムキーパーとなって、マーカーで示された各種練習を次から次へとこなしていく、一見効率の良い練習のようにみえたが、ほとんどが多くのチームがやっているジェネラルな練習ばかりで、『チームとして、どうしたいのか?』が全く見えない『典型的な成り行きラグビー』であった。また、『同じ条件の同じシチュエ―ションの同じ練習の繰返しが多く、何も考えないで出来る練習』のようにみえたのである。

そして折角様子を見に来たOBが、何かアドバイスしようと思っても、全く寄せつけない雰囲気だったのである。そこで、半日のミーティングの時間をとり、『チームの目標は?、自チームとして何時までに何が出来るのか?具体的な戦略、戦術、その練習方法は?』などと、徹底的に話し合ったものである。
そうして、理解が進むと、ラグビー未経験者も多く居た彼らだったが、素直で、言われたことを正確にやろうとするところは素晴らしくて、すぐに成果をあげていったのである。

ただ、OBとの接触については、やはりOB達がやって来たラグビーと、いま現役がやろうとしているラグビーの、例えば身体、身体能力、身体の使い方など、実際の体験が違うモノだから、相互に理解することが難しいようであったのは、仕方のないことで、OBは、よく洞察して『何が違ってきているのか』を理解しようとするべきであり、現役は、『OBのアドバイス』に耳を傾けようとするべきだとアドバイスした。

帯広畜産大も、ほぼ同様で、素直な学生たちの頑張りで、すぐ成果があがったが、ここの問題メンバーの確保で、例の『季節部員』などのアイディアなども出したが、年々縮小していったようであり、残念なことであった。

次は、東大京大などの状況を書いてみるが、また明日からアドバイス行脚に出るので、来週まで、お待ちください。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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