2016. 08. 25  
さて、オリンピックも、ラグビーの夏合宿も終わって、久しぶりに、シリーズ現場復帰の原点』に戻ろう。

いよいよ、帝京大の大学選手権連覇が始まる2009年度の話になるのだが戦略、戦術に関連することの詳細は書けないので、『隔靴掻痒の感じのある表現』になろうが、ご辛抱頂こう。

この2009年度対抗戦で、帝京は4位、しかし、この対抗戦で早慶明との切磋琢磨でシゴかれたのが幸いし、大学選手権に入って、1回戦では関東学院大17-17の同点だったが、トライ差で2回戦に進み、2回戦では、 前年度決勝を争った早稲田31-20で雪辱、次の準決勝明治43-12で快勝して、東海大との決勝に進んだわけである。
そして、決勝は帝京2T2G、東海1T2PG14-13という大接戦で、東海終盤の猛攻を防ぎきっての『初優勝』となったのである。

試合後の岩出監督会見リポートとして、次のようなやり取りがあった。
──勝敗を分けたポイントは?
最後のうちのディフェンスです。向こうのFBの選手のカウンターだけは絶対止めようと。最後はディフェンスでプレッシャーをかけ、きちっと肩を当てたことです。ターンオーバーからの前進、そこが一番、我々の強みが出たところです」

すなわち、この決勝ゲームは『ディフェンスの勝利』、しかし、シリーズでも示唆した通り、対抗戦では4位、1年をかけて大学選手権でようやく間に合うディフェンス精度の確立』という意味が、おわかり頂けたろうか。

もちろん、練りに練った野口キャップテンの素晴しい優勝インタビュー』が行われたのは、言うまでもないことである。(


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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