2016. 08. 30  
帝京大へのアドバイスについて、「戦略、戦術に関するところは伏せ、現場での映像、詳細な俯瞰図もなしで、文章に書いてきた」が、やはり、 「何を、言うとんねん、これ」というような全く具体性のない文章が続いたので、もう少し、説明しておくと、、、

2001年現場復帰して、高校、大学、トップリーグと5年かけて見て回り、アドバイスにつき種々の失敗も経験し、最新版に進化したノウハウを持って2006年度から帝京にアドバイスしたわけで、その経験も踏まえ2010年から、 このブログを始めたのであるから、実際どのようなアドバイスをしたかということは、実は全て、このブログ書いていることなのであります。

そして、ラグビーというスポーツは、ラグビーが出来る身体つくりラグビーが出来る基礎体力③コンタクト・フィットネス④ランフィットネス、そしてこれらを全部積み上げた上で、直面する千辺万化の状況に対応出来る・⑤状況判断能力を身につけて、ようやく、自分の役割分担を果たせるわけで、このどれひとつが無くてもダメだし、また、順番どおりに積み上げていかないと、どれもが上手く身に付かない厄介なモノなのではなかろうか。

また、大学のレベルでは①~④のことを、そのチームのカルチャー(文化)にまで定着させるには、帝京の現場スタッフの大変な頑張りでもってしても大学一年生に入った時から、そのカルチャーに染まり、その雰囲気の中で、 3年間鍛えた四年生になった時に、はじめて形になって来るほどの『時間がかかる』ということを、例示しているのではなかろうか。

そして、例えば、2011年1月4日ブログには、、、
残念なことであるが、 「現代のラグビーは、FWの優劣が、ほぼゲームの行方を決する」ということになっている。すなわち「BKのスキルが退化しており、FWが劣勢でも、ゲームを勝ち切るということは、ほとんど考えられない」また、そのFWの優劣を決する大きな部分が、スクラム、ラインアウトというセットプレーであり、その中でも、スクラムは、フロントーローの優劣で大勢が決し、ラインアウトは、ボールの投げ入れ・今はほとんどのチームでフッカーの役割とされているスローワーにより、その出来、不出来が左右されるということになるからであります。
私の認識では、大袈裟に言うわけでなく、FWの優劣で90%以上、その中でもフロントローの優劣で70%以上、さらにフッカーの出来で50%以上、そのゲームの行方に影響してくると思っています。
例えば、高校ラグビーで「スクラム1.5mしか押せない」という馬鹿なルールがある為「スクラム?そんなものに時間を割くより、FWフィールドプレーの練習の方が大切だ」なんて思っておられる指導者は、居ないと思いますが、もしおられたら、考え直されることを、お勧めいたします
書いているのであり、帝京にも、当然そうアドバイスした。また帝京も既に元監督増村氏の指導も受け、スクラム練習時間をかけていたのである。

さらに、このスクラム重視は、日本人が目指すべき『低い姿勢ア、シ、カ、コ、の)』を促進するものであり、私はBKにも『毎日スクラムマシンに入るべき』と推奨している程のものであり、この姿勢が出来ると、『肩でタックルが行ける』という『ディフェンスの強化』につながっていくのであって、『ブレークダウンでの強さ』にも結びついていくものなのである。

そして、先日ヤマハパナソニックを破ったのも、清宮監督が、 『スクラム時間をかけていた』からであり、その前にはエディ・ジョーンズが、ジャパンで日本人の特長を生かそうと、 『スクラム強化』に、 力を注いでいたわけなのではなかろうか。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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