2016. 11. 04  
現在の日本のラグビー現場では、以下のような問題があるのではないか。

人工芝のグランドなどが増え、だいぶんに環境は良くなってきたが、高校レベル以下では、まだまだ整っているとは言い難く、幼少期から高校生までの時期に『汚い、痛い、怖いを克服できなくて、悪い癖のつく鍛え方、練習』が多くなってしまっている
幼少期からラグビーばかりやることが多いため、指導者の言う通りにするだけの『指示待ちプレーヤー』が多くなり、自分で自分の身体を考えて、自分で鍛える癖がついていない
チームの練習をする時間的余裕が、格段に減ってきてしまい、ラグビーという最も多人数で行う競技で、チームメイトとの連携を図り、チームとしての特色を生かすようなことを考えられる環境になっていない
一方、世界のラグビーの状況、情報はふんだんに入って来て、プレーヤーのみならず、指導者も『日本人に合うかどうか』、『自チームに適合するかどうか』との考え、確認、判断もなしに、安易に真似をする傾向が多い
(もっと端的に言えば、『自チームが勝つ目標とするチームとの試合当日までに、どれだけの時間をかけた練習ができて、実際にゲームで使えて、完遂できるようなスキル、戦略・戦術を身につけようとしているのか』が明確になっていないことが多いように思えるのではないか)

たとえば高校生チームが、「攻撃こそ最大の防御と、試合までに完成出来そうもない『オールアタック』という戦略で、多フェイズの『シェープ戦術』を目指し、FWがSHから直接ロングパスを受ける難しい『スキル』を盛んに練習したが、結局、試合当日までに出来る目途もないまま実践して失敗し、大敗するという挫折を味わう」ことになっているなんてことが多いのではないか。

今一度『自チームの実力を見直し、自チームに合う効率的な鍛え方、練習方法』を、必死に考えてみるべきではなかろうか。その上に、 『自チームの
プレーヤーが試合までの期間、一生懸命にやれば、 必ず出来るようになる戦略戦術、スキルで組み立てたゲームを完遂目標の敵に勝利し達成感を味あわせてやる方向』を目指すべきではなかろうか。 ご賢察を、、、


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Re: ありがとうございました。
昨日は、うちのOB会O(NHKアナウンサー)がお世話になり、ありがとうございました。直ぐに、報告を受けました。S先生から、連絡をさせられず、本当に失礼しました。横井さんの活動と、Y高校ラグビー部が進むべき方向が重なることを、更に強く感じました。早く、お会い出来る日を願っています。まずは、先生に理解してもらえるよう努めます。
<横井返信>
顧問先生、ラグビー部OB、生徒、生徒の保護者、これら『四位一体』となった活動が重要と思い、ご連絡申しました。そこで、今一度、ご趣旨を纏められて頂ければ、喜んで馳せ参じるつもりであります。よろしく、お願いいたします。
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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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