2016. 11. 11  
さて、ラグビー現場での問題で、『リーダー ・ チームのキャップテンを、どの
ように選ぶべきか』を書こうとしていたら、『アメリカのリーダー・大統領選で、大方の予想を覆し、トランプ氏が選ばれる』ということが起きた。
夏の『イギリスEU離脱国民投票での、まさかの離脱』と、良きにつけ悪しきにつけ、どちらにしても、 『民主主義の怖さを、まざまざと思い知らされる?』ことが、続いているのではないか。

しかし、 前回書いたように、 「大学以下のチームで、『選挙でキャップテンを選ぶ』とか、『トップリーグで大学卒業して間もない若いプレーヤーをキャップテンに選ぶ』、また、 『今回ジャパンで、2人キャップテン制度をとった』とか、「キャップテン選び」にも、いろいろな形が、 行われているが、私には「どうだかなー」という感じが、無きにしも非ずである。

特に、大学生以下、高校生、中学生チームのリーダーを決めるには、プレーヤーの意見を聴取するくらいは良いとしても、やはり『指導者が、しかるべき人物一名キャップテンに、補佐役としてはバイス・キャップテン、複数人のポジションリーダー学年リーダーを、指名すべき』ではなかろうか。また、
部員数が多い場合は、『プレーヤーの中から、コーチ役を選ぶ』ということも、検討し、指導者不足、指導時間増が困難の時代に、『如何にして、安全に自主的にラグビー練習が出来るように、チームを組織化するか』を、徹底的に考えることが、喫緊の課題ではなかろうか?
そして、ラグビー指導者は、このようなリーダーを選ぶことが出来るように、日頃から、各プレーヤー自身が、ラグビーをやる上で、もっとも重要な以下のこと、
自分がラグビーを出来る身体にするために、自分で鍛え方を考える
チームの中で、どのポジションをやりたいか、自分で決め、その役割分担を認識するとともに、そのポジションを全うするのに必要なスキル、および
スキル獲得術を自分で考える
グランド内外で、プレー以外のことも含め、常に『自分は今、何をすべきか』、考え、行動出来る
というようにプレーヤー全員を導き、その癖づけをしておき、その中から必要なリーダーを選べるように、準備をしておく必要があるのではないだろうか。

故に『ラグビーチームのキャップテンを選挙で選ぶ』なんてことは、ゆめゆめ思って貰っては困ると、私は言いたいのである。
なぜなら逆に、これが出来ないようなプレーヤー候補者を集めて、「ことによっては、『死にも至る危険性を持つラグビー』を、『身体も鍛えられていない現代の若者』に、何の対策もなしに実践させることは、あまりにも『リスク』が多すぎる」からである。

また昨今、学校教育のなかで、『部活指導が出来る教師の不足、それに割く時間の減少』が懸念されており、その対策が課題となっている一方、今頃になって漸く『アクティブ・ラーニング(自主的に学ぶ)』の必要性が云々されている現状に鑑み、これらのことを、『すでに当たり前に先行して実践していたラグビー指導者』は多く、彼らの更なる奮闘が、期待されているのではなかろうか。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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