2016. 12. 10  
では『前へ出るディフェンス』を、現在の日本の高校生大学生に落とし込むには、何をしなければならないか? 箇条書きにしてみよう。
但し、これは鍛錬によって完成された理想の状態を書くのみなので、『それをどのように鍛えるのか』は各チームの素材、スタッフ組織の状況、練習場の状況など、あらゆる環境条件指導者が自ら判断精査願い、『安全第一実行可能な範囲』で行なって下さい。あくまで責任は、自チームの現場責任ということで、お願い致します。なお、訓練途中で、『このチームディフェンス・システム実行不能と判断されたプレーヤーは、別のグループで練習させる』など、明確に区分して、安全第一に、お願い致します。

スクラムマシンに正しく当たれる姿勢で、肩でタックルが出来る身体をつくる』、その為に、足首、膝の柔軟性を磨き、首まわり、肩のコンタクト耐久性をつくり、『痛い怖いを克服する心』をつくる
(これらのことが出来ないと判断されるプレーヤーは『15人制ラグビー不適格者として別メニューで練習』するなど、中途半端なプレーヤーをなくすことが『事故防止』に繋がるのではないか)

第一次ディフェンス』で、オフサイドラインの手前から、大声でシッカリ敵をノミネートし、その敵に向かって、やや外側の位置から、真っ直ぐスタートし、『低い姿勢で、鋭くダッシュ出来る走り方』をマスターさせる
(『予想される敵のムーブをリサーチし、その一つ一つに対するチームディフェンス責任分担を明確にする』、これをすれば、『役割が不明確で、前へ出る不安が残り、前へ出られないという不具合が解消される筈』である)

この出足を4人以上のBKラインで行なえば、敵のラインにプレッシャーをかけられ、敵がやや斜めに走ってくるので、出足の後は正対することになり、あとは外側一方向追い込める筈
(しかし、ラグビースクールの時代から、『高い姿勢で、内から外へ追い、手で捕まえに行くタックルが身に付いている・今時のプレーヤーに、これらのことを説明し、落とし込むのは至難の技』で、私が現場に出向き、詳細に説明し、実際プレーヤーに『いいね』と感じさせないと、 出来ないどころか、やろうともしてくれないプレーヤーが多いのも事実である)

そして、アドバイスして程なく、 県内で『下剋上』を起こし、花園出場といった大いなる成果をあげるのであるが、次年度になり、私が引き続きアドバイスしないと、すぐ『根冠のコツ』を忘れてしまい『元の木阿弥』に戻って、折角できた『前へ出るディフェンス』が出来なくなってしまうことも多いのである。
なぜ、そうなるのか?ちょっと違う視点から、次回話してみよう、、、


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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