2016. 12. 12  
昨日の大学選手権3回戦、関西リーグ3位京産が地元開催の利を生かし、関東対抗戦グループ3位明治に、素晴らしいゲーム勝利した。

京産は、多くのチームがやってしまうように、 『ゲームの入り』で、『敵が何をして来るのかを見るディフェンス』で刺し込まれて、前半6分までに、 2トライ12点を献上する、『拙い出だし』となったが、その後『前へ出るディフェンス』に修正し、26分にはモール中心の攻めでFWがトライ30分にもモールでトライと、14-12逆転、だが前半終了間際に、 明治の猛攻を受けトライされて、結局前半を、京産14-19明治と、明治リードで折り返した。

後半54分明治が17フェイズで京産ゴール前まで攻めるも、京産にブレークダウンでターンオーバーされ、京産一気の攻めでトライ京産21-19明治逆転した。そして、このゲームターニング・ポイントとなったのが、64分、67分の『明治、敵ゴール前中央でペナルティを得るも、ショットを狙うという弱気の攻め』、結果64分を外し、67分に入れて、京産21-22明治逆転したものの『1点差リード』などは、された方が元気づくもの

そして、その雰囲気通り、67分明治が17フェイズも重ねて京産ゴール前に迫るも京産④素晴しいタックルを受けた明治BKがノッコン、すかさずボールを拾った⑭が80mを走り切って逆転トライ、しかしコンバージョンは入らず、京産26-22の4点差。これまた追いかける方が、気合が入る展開なれど、ここから、 『守る京産が、 頑張った』。特に、 終了ホーンが鳴る前の明治20フェイズ、鳴った後の明治14フェイズ猛攻を止め切った・まさに京産ディフェンス勝利であった。

久々に、劣勢を予想された関西の大学チームが、関東の大学チームに快勝したのは、もともと『スクラムの鍛え方に定評のある大西監督』、FW、BKコーチとも、現役時代低いタックルが好きだった・田倉、元木コーチであったこととは、無関係ではないだろう。この3人が、学生より早く涙を見せていたのは、微笑ましくさえ見えた、『感動のゲーム』ではなかったろうか。

両チームとも直接アドバイスしたことはないが、京産は、まさに、私の推奨策・『ディフェンスでトライを取る』『自チームが確実にとれる地点から、絶対とれるアタックでトライを取る』を具現してくれたものであり、誠に嬉しい限りであり、ことほど左様に、ラグビーは、『チョットしたゲームの創り方で、心が創られ、こうも予想を覆す結果となるもの』なのではなかろうか。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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