2016. 12. 29  
全国高校ラグビー大会が始まった。各都道府県の代表校が集まり、優勝を目指して戦うのは、それなりに意味がないわけではないが、ラグビーの場合各県のレベルの差があり過ぎて、A、Bシードを設け、それ以外のチームで一回戦をやっても、その中で『数十点差のゲーム』が多くある。本当に、これで良いのだろうか。

一つは、各都道府県の環境差により( 昨今の競技チームの減少強豪校への集中で、ますます差が広がりつつある?)、明らかに鍛錬度が違い、身体および身体能力の差も大きいチームがゲームをするのは、安全上で、問題があるのではないか。

また二つ目は、県代表で全国大会に出かけて来ても、一回戦、『数十点差のゲーム』をするのは、勝っても負けても、そのゲームにより得るものは少なくある程度、接近した実力差のなかで、切磋琢磨して勝敗を決するのとでは、『ゲームをすること自体の価値』が、上がってくるのではなかろうか。
また、ゲームを見る観客の立場からしても、実力拮抗のゲームを見る方が、面白いのに決まっているのでは、、、
(たとえば、ノーサイド直前5分間、3点差を追った大分舞鶴27フェイズの攻撃を仕掛けたが、茗渓がこれを防ぎきり、茗渓20-17大分舞鶴で、茗渓が勝ったゲームのように、、、)

たとえば、現大会の参加チームを、前年度成績、春の選抜大会の成績、各ブロック大会の成績などで、各都道府県代表チームを、実力差を勘案して、二つのブロックに分け、さらにその中でもシード校を決めるなどして、一回同等のチームと戦えた上で、それぞれ優勝を争っては、如何だろうか。
そして、毎年その都道府県チームの成績により、各都道府県の所属大会が変わるとなれば、『各都道府県をあげての強化活動を促進せねば?』など、各都道府県としての強化機運も、上がってくるのではなかろうか。

いずれにせよ、毎年12月27、28日の一回戦で、数十点もあけられて負けて帰らなければならぬチームの『挫折感、やり切れなさ』を、ナントカしてあげられないものだろうか。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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