2017. 01. 02  
昨日は、花園のゲームを全部録画し、観戦した。事前に「高校ラグビーだけは、まだ『自チームの考えをもってやっている』ところが多くて、 面白い筈」と書いたけど、実際に見てみると、「高校ラグビーも、『多フェイズの非効率
ラグビーのオンパレード』で、工夫された連携プレーでディフェンスを引き裂くといった・痛快なプレーが、ほとんど見られなくて、『ガンガン身体をぶつけるばかりで、身体、および身体能力、フィットネスの差』で、勝負がついてしまうというゲームが多い」ことに、ガッカリ
各チームとも、もう少し自チームの連携よろしく・オリジナルな戦い方を工夫して、『小よく大を倒す』、観客をワクワクさせるようなゲームを展開して欲しいと、猛烈に感じたものだった。

たとえば、以下のような疑問について、皆さん方は、どのように感じられるのだろうか。
1、なぜ、初めからFW、BKが一緒になって、多くのフェイズを重ねて、突破しようとするのだろうか。
横井の疑問:
早く展開突破しようとするのに、自軍のFWの手助け(シェープポッドなどで)を借りようとすれば、それだけでテンポが遅くなるのではないか?
高校生レベルで、BKと同じような『パスを受け渡しする能力』、『敵を抜くスキル』を持つFW選手を確保するのは、難しいのではないか?
数の勝負』 をやろうとするなら、セットプレーのBK対BKで、どのように仕掛けたら勝負できるかを考える方が、簡単で、得策ではないのか?
多フェイズということ、FW・BK一緒にということ、双方ともにミスが起こる確率が、極端に多くなるのではないか?

2、なぜ、自陣からのアタック前進するのに、もっとも効率的と考えられる『前パス(キック)』の使い方を、極めようとしないのだろうか。
横井の疑問:
前へ進むのに、後ろへパスしなければいけない・『非効率なパス攻撃』と前へパスを出来るという『効率的なキック前パス)』は、どちらを採用すべきなのか?
自陣からということは『50m以上を、チームの15人全員がパス攻撃で、ミスなくトライ出来るようにするという訓練』と、『50m以上あっても、一人の正確なキックを蹴れるプレーヤーと、3人以上のチェーサー連携しトライを狙う訓練』で比べれば、どちらが効率的に、出来るようになるのだろうか?

3、なぜ、今の指導者は、外国で行われているやり方日本の多くのチームが採用しているやり方を、取り入れたがるのだろうか。
横井の疑問:
自チームプレーヤーの身体、身体能力、スキルレベルが、外国でやっているプレーヤーと違うのに、また、日本人の身体構造思考形態など『文化』が違うのに、なぜ、外国のやり方真似したがるのだろうか?
日本の多くのチームが採用しているアタックのシステムは、それに、 対抗するべきディフェンスについても、よく認識し、訓練しているのではないか?
なぜ、敵が訓練出来ていないアタックに対するディフェンス余儀なくさせるという方向に、仕向けないのだろうか?

以上、老婆心、イヤイヤ老爺心までに、、、(


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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