2017. 01. 29  
本日の決勝戦、今シーズンの最後を締めくくる『両軍とも、前パスも盛り込み、自チームが80分出来ると信じた・リーゾナブルなゲームマネージメントで、攻守に緊張感のある素晴らしいゲーム』だったのではなかろうか。 
そして、このようなゲームを見て感じるのは、ここ数年、『トップリーグチームの練度の高さ』が、非常に上がってきていることではなかろうか。

たとえば、『ハンドリング・エラーが少なくなった』、『ブレークダウンでの攻防が鮮明になった(良かった原因、悪かった原因が明確に見えて、納得できる攻防が見られるようになった)』、『下に落ちたボールへの働きかけが素早くなったナイスセービングが多くみられるようになった)』、『ディフェンスでのポカが少なくなった』などで、こういうことが出来るようになったのは、それらを出来るようにする『スキルの修得と、味方どうしの連携の深まり』、即ち、『日頃の練習内容練習への時間のかけ方』などが飛躍的に伸びているのではないだろうかと推測する次第。

試合後のサントリー沢木監督インタビューでも、接戦でこわ張った顔を崩せなかった監督が、アナウンサーの最後の質問である「この後、 選手に、どのような声をかけられますか?」との問いに対し、監督が「明日も、練習だ」と言い、チョット間をおいて「イヤー、これは冗談です」と、初めて表情を緩めたのは「サントリーは、それほどまでに猛練習したんだ」とアッピールしたように聞こえ、私には「大ウケ!」だったのである。

ただ、惜しむらくは、パナソニックのチャージでのトライを除いて、両軍ともに『意図したアタックでのトライ』がなかったことで、特に、 一番トライが狙いやすい『ファーストフェイズからの一発トライ』について、是非、日本オリジナルなモノを開発して、こんな緊張感あるゲームの中でもトライを取りきるなんてことが見られたら、さらに盛り上がったのではと、感じたものである。
そして、そんなモノを、次に始まるサンウルブズでのゲームにも活用していくなど、日本ラグビーの更なる発展に、資して欲しいと感じたものである。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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