2017. 01. 31  
ウィングに転じた私の一番の問題は、走力であった。そこで、「ウィングとしては鈍足なら、早稲田のフラットラインの中で、どう効率的に(大阪人の合理性を遺憾なく発揮し、どのように上手くズルをし、、、ポジショニングし、他人が出来ないようなプレーをするべきか、すなわち『自分なりのウィングとしてのディフェンス、アタック』を、どのように構築するか」を思案した。そして自分で、足らざるところの対策を考え、逆に、良きところを更に鍛えたのである。

具体的には、小学校時代までは、クラスで一番の走力だったが、中学、高校バスケットボールに集中していたため、長い距離を走ることはなく、さらに早稲田に入る前に一浪して、入学した頃は100m13秒くらいというヒドイものだった。さらに、一年生時は、とにかく『タックル』と言うことで、3段走の短いダッシュを『シャトルランで鍛えた』程度で、足が速くなったとは言い難い状況だった。そこで、「100mは早くなる必要ない、1年生時にやった3~5mダッシュに加え、あと10mくらいだけは何とかしよう」と、さかんに『インターバル走』を練習すると、 その結果、100m走も12秒5くらいまでには、 回復したのである。   

そして、『オープンウィング時は、ディフェンスもアタックも、基本的には自軍のSOとフラットな位置ポジショニングするということにしたのである』(あんまり、最初から位置すると目立ちすぎるので、SOより少し下がった位置に居て、SHボールインと同時に、少し動くようにはしたが、、、)
さらに、ディフェンスの立ち位置は、鈍足を意識して『敵の外肩の1m外で』、前後の位置は、『BK全員フラットで』というところから、敵の状況をよく洞察対応することにしたのである。(敵から見れば、広く浅く立たれるわけだから、プレッシャーを受ける筈)

なお、 そのかわりに状況早く察知して、 たとえば、CTBあたりで抜かれた場合の『戻りディフェンス』の為に、引き続き『シャトルラン』などの練習もし、ブラインドウィングの場合は、ラインのうしろの『バッキングアップ』も率先してやり、結局「あいつ、鈍足ウィングやのに、抜かれへんなー」との評価だったようなのである。
では、アタックは、どうしたか? 次回に、、、


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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