2017. 02. 11  
前回の写真だが(念のため、下に再掲載)、この写真は大西監督指示というより早稲田で普通にやっていたプレーを、私(時代物のジャージー姿やなーボールを受ける方が私、なんと足の短い奴や、、、笑)が、演じているモノで、前々回に書いた、『接近術ツナギ』とは、少々シチュエーションが違うのだが『接近術ツナギ』を説明するには、使えそうなのでもってきたのである。

即ち、「ボールを渡すプレーヤーの方」を見て下さい。この「ディフェンサーに尻から当たり、走り込んでくる味方にツナグ」やり方は、身体を預けるわけで敵からすれば「どうにでも出来る態勢で、これでは自分でボディコントロールが出来なくて、ツナギ正確性を欠くことになる」、そこで私は、バスケットのスクリーンプレー時のブロッキング方式に似せて、「前を向いたまま、敵をチョットずらせて肩で当たり、肩と腹の間に出来る隙間で、 ボールを両手に持ち、敵に干渉されないようにして、正確なツナギをする」ように進化させたのである。

そして、そうは言っても当たってしまえばコントロールは難しいので、さらには、『コース取り』を変更したり、『フェイント』を入れる等の改良もして、敵に当たる直前(0センチ)接近したところでボールをパスし、走り込んだ味方を完全に抜かせるよう進化させ、『エキストラマン投入や、外ループ』に活用したのである。

これにより、「ディフェンサーはタックルに踏み込めなくなり、当たりの弱い・受けることになって、アタック側は、それだけ前に出れてバッキングアップを振り切る所で、ツナグことが出来た」ということであり、故に『わかっていても止めることが出来ない』という独自のサインプレーに仕上がったのである。
これが、 『究極の接近パス(最初から意図して行なう、日本式段取り付きオフロードパス)』なのである。

ということで、この『ラグビー』という本は、『当時の早稲田ラグビーでの基本スキルプレーをベースに写真と図で細かく解説』した素晴らしい教科書大西鐵之祐著ケチをつけるつもりはないが、『接近術ツナギ』については、この時期の後に、私がやり始めたことで、その後の私が出場した『1971年花園でのジャパン対イングランド戦』、『1973年、ジャパン英仏遠征』の時のビデオなどに撮られたものくらいでしか見られないと思う。
(1968年ジャパンNZ遠征で、 オールブラックスJrに勝った時の映像は、NZ協会が、「撮っていない」と言い、出さないので、未だに見られない)

そんなムーブを、こんな「写真と文章」だけでは、到底理解し難いと思うが、やってみて下さい。「なんと素晴らしいサインプレーになる」と感動することを請け負います。ただし、『両手で持ち、低い姿勢で、肩で当たる』という基本スキルが出来ないと、「絵に描いた餅」になってしまいますぞー、、、(

さて、今週末から来週末までは、また『アドバイス行脚』に出掛けますので、ブログは、しばらく休憩にさせて貰います。 なんで、この一週間詰めて記事を書いたか、わかったかなー? (




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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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