2017. 02. 26  
Kさんから、2度にわたって㊙コメントが入っていた。そのラグビー歴などがわからないので、基本的には、的確なお答えは出来ないとして、スルーさせて貰おうかと思いましたが、、、
同様の疑問もあろうかと思われたので、疑問に対し合致しているかは、容赦して貰うとして、書いてみますと、、、

Kさんのコメント : 時系列での写真の追加を、是非ともお願いします>
<Kさんのコメント : 横井ラグビー理論を、本として、 出版していただきたく、 お願いします。日本だけでなく、世界のラガーマンが、読まれることでしょう。ラグビーの発展のため、是非とも、お願いします

横井回答 : 『時系列の写真』とは? 『連続写真』という意味では、私のカメラでは、どう撮影したらよいか分からないし、動画から引っ張り出して来て載せるという技術も持ち合わせていないので、如何せん、出来ませんご容赦のほどを、、、

また、『本を出せ!』『世界のラガーマンが読む?』と言われても、私の『推奨する戦略、戦術、また、それを構成するための技、スキル』は、各個人各チームを、まず洞察して、その状況に合わせて提案する ・ 各チームにオリジナルなもので、「にしても誰も読まないし、にする意味のないモノと思われます」、すなわち外国式の『オールラウンダーを育成するための鍛錬』じゃなく、『日本式スペシャリストを15人集めて、緻密な段取りを積み上げて創るゲームに勝つための鍛錬』なので、これもご容赦のほどを、、、

以前、2011年6月16日の私のブログで、『養老孟司氏のことば』を、 紹介しています。 これもご参考に、、、と言っても、探し出すのが大変なので、長くなりますが、再掲載しておきますと、、、

2011.6.16 「養老孟司氏のことば」
ずいぶん前の話だが、養老孟司さんの言葉が新聞に掲載されていて、本当に昨今の若者気質を言い当てているなと感心したことがあり、ずっと何時か拝借させてもらおうと、数カ月間、切り抜きにして持っていた。
こんなところで紹介して、著作権上どうなるか知らないが、若干の引用ならば許されるだろうと思って、記載させてもらうと、、、

<養老孟司氏「言葉とウソ」の一節:20年以上も前だが、学生が「先生説明して下さい」というようになった。それを言われると、 私は機嫌が悪くなった。なぜなら、その言葉の裏には、「言葉で説明すれば、わかるはずだ」という思い込みが見えるような気がするからである、、、だから相手が男子学生なら、「説明したら、陣痛がわかるか」と答えるようにしていた。
近頃は説明責任という言葉を聞く、、この言葉自体は好きではない。こういう言葉の副作用として「説明すればわかるはずだ」という思い込みが助長されるような気がするからである。ネコにいくら説明したって通じない。人間はネコではない。そんなことはわかっている。でも人間に説明責任があらなら、理解責任というものがあろう。苦労して学生を教えたら、それが、わかるはずである。現代は説明責任ばかりあって、理解責任がない時代である。だから私は『バカの壁』という本を書いた。
若い会社員が、 「周囲が自分のことを本当に理解してくれるかどうか、心配なんです」と真顔でいう。あんたネ、そのために言葉というものがあるんだよ。そういっても、通じないであろう。いい子だ、いい子だ。そればかり、 繰り返し聞かされて、周囲が自分を理解して当然だと思って、この歳まで育ってきたに違いない。
私は子供のときから虫が好きで、それを「周囲が理解する」なんて、夢にも思ったことがない。だから虫取りに必要なお金も、 自分で稼ぐ、当たり前じゃないか、そんなこと

しかし、このような若者と付き合い、そして、「感じ入らせ、納得させて、そして自分自身でやるように仕向ける」ということが、いまのスポーツ指導の場でも求められているのであり、並大抵のことでは、完遂出来ないのである。
指導者の皆さんの「覚悟」を期待するとともに、その努力に、 応援したいものである。

私の方は、今週末は、 例年の北海道へのアドバイス行脚である。
私のアドバイスは、現在のラグビーの常識とは若干違うので、実際の現場で若者に面と向かって、10数時間もかけてやらないと、到底理解出来るものではない。また、それで成果をあげて、もうわかったかなと思っても、次の年度にもやり続けないと、すぐに元に戻って根付かずに忘れてしまうとか、さらに進化させていかねばならないところが必要になるとかという、厄介なものなので、しっかり継続してのアドバイスを受けることを、推奨するものである。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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