2017. 07. 16  
15日に、秩父宮ラグビー場で行われたスーパーラグビー最終戦で、参入2年目サンウルブズがシーズン2勝目をあげ、観客の声援に応えた。
ラグビーとは、『心と身体が連動するスポーツ』を、まさに焦熱のグランドで、思い知らせた瞬間ではなかっただろうか。
プレーオフ進出を逃したとは言え、NZの強豪ブルースに対し、摂氏34度の猛暑、地元の応援に後押しされて、前半を14-21の僅差でしのぐと、後半53分、このゲームのターニングポイントが訪れた。

即ち、暑さでフィットネスの下がった敵の背面を突く前パスで、ポゼッションエリアの改善を進めて来たサンウルブズが、53分松島敵ゴール前40mからインゴールへの絶妙な前パスを、CTB山中がグランディングしてトライ、19-21と詰め寄った。
『これで勢いが出た・サンウルブズ』に対して焦ったのか、オールブラックスのジェロームカイノが、顔面に肩をぶつける危険なタックルシンビン・10分間退場、一人少なくなった敵に対し、すぐさまラインアウトモールのトライで、26-21逆転
更にまたSH茂野の前パスで敵ゴール前に進み、敵ボールラインアウトのボール奪取からの連続攻撃で、茂野がトライと、タタミかけて、31-21
こうなると、勢いは止まらない。カイノが戻っても、敵の頻発するミスに乗じてオマケの3トライを追加して、48-21の圧勝となってしまったのであった。

NZの強豪チームと言えど、昨今は「転げだすと立て直せない」、故に如何に『このようなゲームになるように、イケルぞと思える)を創っていくか』、 逆にを創るために、味方を前に走らせるようなゲーム創っていくか』ということを、考え実行できた結果ではなかったか。

もう一つ、重要なのは『ディシプリン』ではないか。先日も、12年に一度しか見られない・ブリティッシュライオンズオールブラックス第2戦で、ソニービルウィリアムスが同様の危険なタックルレッドカード、たった一発の規律違反チームの勝敗を左右して、ライオンズ勝利。その後遺症が 第3戦にも響いたのか?第3戦は引き分けとなって、結局、『1勝1敗1引き分け』の五分五分という珍しいが後味の悪い対戦成績になったのではなかろうか。

世界的なプレーヤーが、そんなに高い姿勢で、 タックルに行くなんてことは、恥ずべきことではなかろうか、ラグビープレヤーたる者、規律遵守については細心の注意を払うべきことを、肝に銘じて欲しいものである。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で17キャップ
    (当時は、キャップ対象試合が少なかった)

1968年、オールブラックス・ジュニアに勝利
1970年以降5シーズン日本代表の主将を務める
    (いまだに、歴代最長記録)
1973年、英仏遠征、日本ラグビー史上初の海外
     テストマッチ、当時世界最強のウェールズ
     と対戦、写真は、その時の幻のトライ
2000年、現場に戻り、100数チームにアドバイス

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