2018. 06. 26  
ジャパンについては、現在のスタッフ・プレーヤーが頑張り、ジョージア戦にも快勝して、ご同慶の至りで、何も申し述べる筋合いはないが、「このゲームで、 ジャパンが従来劣勢であったスクラムで、 対等あるいは優位の状況を創りあげたこと」が大きな勝因と思われるので、 これに関連し、一般論として「現代ラグビーでの重要な観点」を、書いてみよう。

それは、『スクラムの重要性』である。「昨今の分析ばやりで、データをとってみれば、 スクラムの数が少なくなったから、スクラムの練習時間を削ってもよい」とか、「高校までは『1.5mルール』があるので、そんなに頑張る必要ない」などと、『スクラム軽視』のチームやコーチが見受けられるが、「とんでもない話」ではなかろうか。

現代の若いプレーヤーの大いなる弱点・『高い姿勢と弱い肩』を直すには、「スクラムを組むことが、もっとも重要で最適の鍛錬法ではなかろうか。故にFWのみならず、BKも、毎日のように、 スクラムマシンに入るなり、マシンがなければ、それに相当するやり方で、この基本姿勢を鍛えるべきで、それが出来れば、アタック面でも活用できて、ブレークダウンでのコンタクトBKでの接近プレーに、活用できるのではなかろうか。

更に戦略、戦術的にも、例えば「高校生レベルでは、バックスプレーの退化もあり、スクラム1.5mでも押されれば攻守ともBKの出足などに多大な影響を及ぼし、スクラムの優劣が60~70%勝敗のカギを握ると思われましてや、制限のないカテゴリーでは、さらにさらに、その比率は上がるのではないか。
故に「スクラム軽視は、諸悪の根源である」と、言ってもよいのではないか。


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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ(キャップ対象が少なかった)

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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