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2011. 02. 04  
さて、子供を育てる際の「食べさせる」「遊ばせる」のヒントについて述べてきたが、このように、その時々における「距離」のおき方が重要。
「まずは興味を持たせ、それを自分でやってみたいと思わせ、そして挑戦させて、それを見守る」

そうして、さらに字を書くことが出来るようになれば、自分の「未来図」を書かせるというのは、どうだろう。
但し、「将来の大きな夢」と、ここ一年、或いは「もっと短い期間の具体的な目標」(例えば、体重何キロなど)をわけて、表示するなどして、短期間の目標は、努力すれば達成可能な目標にして、達成感を味あわせて、次に進むことも重要。

野球の松阪大輔は、小、中学校?の卒業アルバムに「メジャーに行って100億円かせぐ」と書いたという、また水泳の北島康介の「有言実行ぶり」は、良く知られているところである。

要するに、今の若者は「自分で自分を追い込むのは、あまり得意ではない」
まして「人から言われるのも嫌いだ」
ならば、「自分で目標を決めれば、、、」あるいは「どうしたいのか、自分で決め、宣言させれば、、、」、自分でやらないと仕方なくなる。

そして、それを目につくよう書いて張っておけば、家族全員にも目指すべきところがはっきりし、全員で協力してやろうということにはならないか?

とにかく、本人が「その気にならなくては、始まらない」
日本で言えば、高校へ進む前・中学校までは親がこのように、距離を保ちながら導いてやるべきだろう。そして高校に入れば、「未来図を自分で決め、自分で追い込めるように」持っていけたいものであり、その為のコミュニケーションの取り方は、親が子供を日々観察し、主導して行かねばならないだろう。

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プロフィール

Yokoi Akira

Author:Yokoi Akira
横井章(よこいあきら)

ラグビークリエイター
現役時代は左CTB、ジャパン10年で
17キャップ、当時キャップ対象が少なかった

1968年オールブラックス・ジュニアに勝利

1970年以降5シーズン代表主将(歴代最長)

1973年英仏遠征、日本ラグビー初の海外
テストマッチ、世界最強のウェールズと対戦
上の写真は、その時の幻のトライ

2000年現場へ戻り、100数チームを指導

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